今は昼に事務の仕事をしている私ですが、数年前までキャバクラで働いていました。
ありがたいことに指名客もそれなりにいて、稼がしてもらってました。
でもアラサーになってくると「このままでいいのか」と自問自答しはじめ…夜職卒業の道を選んだんです。
お店では私の引退イベントが盛大に行われ、たくさんのお客さんに見送ってもらうことができました。
その中でも10年以上の付き合いのあるお客さんに言われた言葉がとても印象に残っています。
「君以外の女性を応援しようとは思わない。私の夜遊びも今日で卒業だ。一緒にお互いの連絡先を削除しよう。どうか元気で。」
寂しい気持ちはありましたが、私をプロのキャバ嬢として見てくれてるからこその発言だなと思い、とても感動しました。
キャバクラで働き始めてから色んなお客さんと出会いましたが、あの人以上に良いお客さんはいなかったなぁと思います。
「今頃何してるかな。会いたいなぁ…」と思うのは、唯一そのお客さんだけですね。