ちょいちょい指名で来店してくれていた客。
半年もすると店に来なくなり、毎日のようにあった連絡もパタリとなくなりました。
「これはまずい」と思いこっちから連絡するも、返信は来たり来なかったり。
担当に相談すると「完全に飽きられているね」とあきれ顔。
確かに「この人は自分の客だ」って安心しきっていたところはあるかもしれない。
だからってここで諦めたら試合は終了なわけですよ。
ということで、悪あがきをスタート。
私「最近会えてないから寂しいな~」
客(既読スルー)
私「今度飲みに行かない?」
客「仕事が忙しいから無理かも」
営業につながりそうな文言はことごとく拒否られる私。
少し考えて、今度はこういう文章を送って見ました。
私「プレゼントを考えてるんだけど、どんなものが喜ばれると思う?」
客「えー人によると思うからなんとも」
私「参考までに〇〇さんが最近欲しいもの教えて。あっ、というか今度一緒に探しに行ってくれない?お仕事が休みの時でいいから」
客「休みの時ならいいけど」
そこからはメッセージのやり取りがかなり頻繁に。
プライベートで会えるかもって思うと、やっぱりみんなすぐ釣れるんですね\(^o^)/
その後、客の都合の良い日にショッピング&食事へ。
最後にその日買ったプレゼントを客に「お礼」と言ってあげると、すっごくビックリされてめちゃくちゃ喜ばれましたw
そして「お店に行かなくちゃ」⇒「俺も行く。同伴ってことにしなよ」という理想の流れに。
店に来るようになってからも定期的にこういうイベントを発生させていたら、このお客さんは私の一番の太客になってくれたんです♪
来るもの拒まず、去るもの追わずの精神もカッコいいですが、やっぱりキャバをやっていく上で『いかにお客を繋ぎ止めるか』を考えるのは重要だな~って思いました。