「連絡なしの当日欠勤(当欠)=無断欠勤はNG」は、キャバクラで働く際に知っておきたいルールの一つです。
でも、当欠の連絡って意外と勇気が要りますよね。
そこで今回は、ビギナーさんでもすぐ実践できる「怒られずに当日欠勤(当欠)する方法」をご紹介します!
正しい連絡方法と伝え方をマスターすれば、意外とすんなり当日欠勤(当欠)を認めてもらえるものですよ。
この記事では、キャバクラの当日欠勤(当欠)について徹底解説し、「休みたいときに使えるセリフ」や「NGな伝え方」も紹介します。
そもそもキャバクラの『当日欠勤(当欠)』とは?
キャバクラの当日欠勤(当欠)とは、出勤日当日にお店を休むことです。
きちんと「休みます」と連絡すればOKしてくれるお店がほとんどですが、あまりに当日欠勤(当欠)の数が多いと、お店側から良い印象を持たれません。
なぜなら、キャバクラに来店するお客さんはお店目当てではなくキャバ嬢目当ての人がほとんどのため、キャバ嬢が当日欠勤(当欠)すると客数・売上に大きく影響するからです。
代わりのキャバ嬢を補充しても、当日欠勤(当欠)した子より接客スキルが低い子だったり、当日欠勤した子目当てのお客さんがいたりする場合は、やっぱりお店にとってはマイナスなんです。
そのためキャバクラでは、あまりに何度も当日欠勤(当欠)をするキャバ嬢にはペナルティがあるお店も…。
また、保証制度があるキャバクラで当日欠勤(当欠)すると、お給料の保証金が支給されなくなる場合があります。
長く安定してそのお店で働きたいなら、当日欠勤(当欠)は「どうしてもお店に行けないとき」だけにしたほうがいいですよ。
ただし!
当日欠勤(当欠)は、あくまで出勤時間までに「お休みしたいです」と連絡をいれたケースのことで、連絡も入れずに休んだ場合は【無断欠勤】という扱いになります。
事前連絡なしで休めばお店にかかる迷惑はさらに大きくなるので、当日欠勤(当欠)よりも無断欠勤のほうが悪質。一発でペナルティの場合もあるため、必ず連絡は入れるようにしましょう。
当日欠勤(当欠)するときに怒られない方法
ここからは、お店から怒られずに当日欠勤(当欠)する方法を解説します。
LINEや電話で連絡を入れる
「今日は出勤できない」と判断したら、急いでお店に連絡を入れ、当日欠勤(当欠)することを伝えましょう。
あなたの連絡が早ければ早いほど、お店はヘルプのキャバ嬢を探す時間が取れます。きちんと事前に連絡が出来ればお店から怒られることはまずないでしょう。
また、連絡する際はお店のルールに則った連絡手段を使用してくださいね。
ルールがない場合や連絡手段に迷ったときは、電話で伝えたほうが確実です。もし話すのが苦手ならLINEで連絡してもOK!
キャバクラ勤務における最大のタブーは、無断欠勤することです。
お店は「連絡手段」よりも「きちんと連絡を入れること」を重要視しているので、LINEで連絡しても嫌な顔はしません。
申し訳ないと思う気持ちが伝わるよう丁寧な言葉遣いを心がけ、しっかり理由を伝えれば、お店の人もきつく怒れないはずです。
できれば代わりに出られる日を伝えてやる気アピール
電話やLINEで当日欠勤(当欠)の連絡を入れる際には、代わりに出勤できる日を伝えてやる気があることをアピールしましょう。
残念ながらキャバ嬢の中には、やる気がなくて当日欠勤(当欠)を繰り返す女の子も少なくありません。
そのため、キャバ嬢から当日欠勤(当欠)したいと言われると、お店によっては「もしかしてこの子も当欠を繰り返すタイプかな…」と警戒するスタッフさんも居るのです。
警戒まではいかなくても大半のスタッフさんは「顔を出したくないのかな?」「キャバクラの仕事が嫌になったのかな?」と心配するでしょう。
だからこそ、お店側からあらぬ疑いをかけられないよう「今日お休みする代わりに〇日に出ます!」と伝えるのはとても大事なんです。
どうしてもスケジュール的に休日出勤が難しい場合は「次の出勤はいつも以上に頑張ります!」「次の出勤までにいっぱい営業しておきます!」といったフォローの仕方でもOK!
仕事に真面目な姿勢を見せればお店もあなたを信用し、当日欠勤(当欠)を仕方のないことと捉えてくれるでしょう。
連絡時と次の出勤時に一言謝る
当たり前のことですが、当日欠勤(当欠)すると伝える際は必ず謝りましょう。
さらに次の出勤時には、店長やその他スタッフ、自分が当日欠勤(当欠)した日に出勤していた同僚キャバ嬢に謝罪とお礼の言葉を言うのも忘れてはいけません。
どんな職場であっても、突然の欠員は現場を混乱させますよね。キャバクラでも当欠者がいるとそれなりにみんな困るものです。
だからこそ、当日欠勤(当欠)する際やした後の出勤では、反省している気持ちと休んでいる間にフォローをしてくれた感謝の気持ちを持っていることを伝えましょうね。
こうしたコミュニケーションの積み重ねによって、ちょっとしたミスで怒られるか・許してもらえるかの差が出てきます。
一緒に働く人から悪い印象を持たれれば働きにくくなるのは自分なので、そうならないためにも「当日欠勤(当欠)する際は丁寧に謝る」と覚えておきましょう。
キャバクラを当日欠勤(当欠)すると罰金?どうなるの?
当日欠勤(当欠)したキャバ嬢への処罰は、お店によって異なります。
ここからは、キャバクラを当日欠勤(当欠)するとどうなるのかを、パターン別に解説します。
ほとんどのお店はペナルティなし
ほとんどのキャバクラは当日欠勤(当欠)してもペナルティがありません。
ペナルティがないお店は求人情報でアピールしていることが多いので、お店探しの際は求人の詳細をくまなくチェックしてくださいね!
とはいえ、当日欠勤(当欠)は本来もらえるはずだった時給がなくなる、フリーのチャンスを逃すなど、結果的に自分が損をするだけなので、できるだけシフト通りに出勤しましょうね。
それともちろん!「当日欠勤(連絡あり)」はペナルティなしでも、「無断欠勤」の場合は多くのお店でペナルティがありますよ
罰金や減給などのペナルティがあるお店も
あまり数は多くありませんが、当日欠勤(当欠)したキャバ嬢に罰金や減給などのペナルティを科すお店もあります。
ペナルティは、キャバ嬢の当日欠勤(当欠)を防ぐ「戒め」として存在するもの。 気軽に何度も当日欠勤(当欠)されてはお店も困るので、あえて厳しい罰を用意しています。
しかし、1~2回目までの当欠や、病気や忌引きなどでお店から「やむを得ない」と判断されたりした場合は、当日欠勤(当欠)の罰金が免除されるケースもありますよ!
また、ペナルティと称して多額の罰金を取るキャバクラは悪質店です。
法外な罰金を取るキャバクラは自店のキャバ嬢を大切にしない傾向が強いので、すぐに辞めましょう。
【状況別】当日欠勤(当欠)したいときに使える理由・セリフ集
ここからは、キャバクラを当日欠勤(当欠)したいときに使える理由やセリフを状況別に紹介します!
体調不良(病欠)の場合
体調不良で当日欠勤(当欠)したいときは、理由となる病状を詳しく伝えましょう。
病状をうまく説明できる自信がないときは、ゆっくり文面を考えてからLINEするのもおすすめ。
体調不良は突然起こるものなので「急なことで申し訳ない」という気持ちを前面に出してください。
●例 「〇〇の症状で病院に行ったら〇〇(病名)と診断されたため、本日はお休みをいただけないでしょうか。早く復帰できるよう努めますが、回復しない場合は明日もお休みをいただく可能性があります。ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。」
「昨夜から発熱していて、今も熱が〇〇℃あります。突然のことで申し訳ありませんが、本日はお休みをいただけないでしょうか。このあと病院に行き、後ほど診断結果をご連絡いたします。」
なお、子供の体調不良が理由で当日欠勤(当欠)する際も、状況を具体的に伝えてください。
●例 「急なご連絡となり大変申し訳ないのですが、昨日から子供が熱を出していて、看病のために本日はお休みをいただけないでしょうか。」
ポイントは「ごめんなさいという気持ちを伝える」「もしかしたら明日も休むかもしれないと匂わす」の2点!
上記の文章をメモ帳に保存して、いつでもコピペできるようにしておくと便利ですよ♪
出勤日を間違えていた場合
出勤日と休みを間違えてしまうのは、実はキャバ嬢あるあるの一つ。
遅刻してでも出勤できる場所にいる場合はまだいいですが、既に予定を入れていて当日欠勤(当欠)せざるを得ないこともあるでしょう。
このような場合は自分が100%悪いので、とにかく丁寧に謝ることが大切です。 連絡する際はLINEではなく電話したほうが、謝罪の心が伝わります。
なお、自分の非を隠そうと嘘の理由を伝えるのは、後々バレたときに大きく信用を失う行為なのでやめましょう。
●例 「本日出勤の予定でしたが、〇日と勘違いしていました。今〇〇にいて本日中の出勤は難しいです。大変申し訳ありませんが、本日はお休みをいただけないでしょうか。次回以降このようなことがないよう気をつけます。」
また、一通り謝った後は、お詫びの気持ちを行動で示す提案をすると好印象です。
●例 「本日は私の勘違いでお休みしてしまい、誠に申し訳ございません。次回、出勤人数が足りないときはぜひお声がけください。可能な限り都合をつけて出勤いたします!」
とにかく潔く謝って、下手な小細工はしない方針で連絡しましょう!
事件や事故などトラブルに巻き込まれた場合
事件や事故に巻き込まれて当日欠勤(当欠)する場合は、緊急事態なので理由の詳細を長々と伝えなくてもいいでしょう。
また、電話での連絡が難しい場合は、LINE一通のみでも構いません。
ただし、曖昧な説明をすればお店も混乱します。少なくとも「当日欠勤(当欠)すること」「ケガの有無」「警察が介入しているか」は必ず伝えてくださいね。
●例 「タクシーで出勤していたら後ろの車に追突されました。大きなケガはありませんが、警察に事情を聞かれていて出勤できる見込みが立ちません。申し訳ないのですが、本日はお休みをいただけないでしょうか。」
「出勤のために乗った電車で痴漢にあい、警察に行くことになりました。いつお店に到着できるかがわからず、本日の出勤は難しそうです。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。」
さらに、理由の詳細は後できちんと説明することを伝えると、お店も安心します。
●例 「事故に遭い本日の出勤ができそうにありません。軽いケガをしたため、今から病院に向かいます。病院から戻り次第、詳細をご連絡いたします。」
事故やトラブルによる当欠で怒るお店はまずありません。怖がらず冷静に連絡してくださいね。
昼の仕事・別の仕事が終わらない場合
キャバクラにはWワークをしている女の子もたくさんいます。
そのため、昼の仕事が終わらないことを理由にすると、お店は詮索せず理解を示してくれることが多いです。
仕事中に電話をかけるのは難しいとお店もわかってくれているので、LINEで手短に連絡するといいでしょう。
●例 「仕事で差し込み案件が入り、いつ終わるのか全く目途が立ちません。本日出勤の予定でしたが、お休みをいただけないでしょうか。私事でご迷惑をおかけして申し訳ありません。」
「本日お店に出勤予定ですが、急遽残業になってしまいまだまだ終わりそうにありません。お店に迷惑をかけて心苦しいのですが、お休みをいただいてもよろしいでしょうか。」
また、事前に仕事が早く終わると分かっている日があれば、代わりの出勤を提案するとやる気アピールにつながります。
●例 「仕事の都合により出勤が難しく、本日はお休みをいただけないでしょうか。〇日であれば仕事が早く終わるので出勤できます!」
社会人の大変さはお店の方々も十分よくわかっているので、怒られることはほぼありません。安心して連絡してくださいね♪
当日欠勤(当欠)でNGな連絡
ここからは、怒られたり悪い印象を持たれたりする、NGな当日欠勤(当欠)連絡例を紹介します。
「気分が乗らなくて…」はNG!
時には、どうしてもメンタルが落ちて当日欠勤(当欠)することもあるでしょう。
しかしそんなとき、正直に「気分が乗らない」「気持ちがしんどい」と伝えてはいけません!
メンタルの不調を理由に当日欠勤(当欠)したいというと、お店からやる気がないように思われてしまう可能性があるためです。
次に出勤する際、お店の人から冷たい目を向けられ気まずくなりやすいので、理由は少しぼかして「体調不良」と伝えてください。
気分が乗らず頭が重たいなら「頭が痛くて」や、ストレスで吐き気がするなら「吐き気が止まらない」と伝えればOK。
電話だと病状を詳しく聞かれかねないので、LINEで簡潔に伝えるのがおすすめです。
また、気分が沈む状態が長引く場合は、長期休暇をもらって病院に行きましょう。 騙し騙し出勤するよりも思い切って休みしっかり療養したほうが、早く元気になれますよ。
タメ口・軽い口調はNG!
れっきとした理由があったとしても、タメ口や軽い口調で当日欠勤(当欠)の連絡をしてはいけません。
たとえ普段は親しげな口調で話しているスタッフであっても、当日欠勤(当欠)の連絡時は丁寧な言葉で話し、必ず謝罪の気持ちを伝えましょう。
たとえば、以下のような言い方には注意してください。
●NG例 「なんか体調が悪いので今日は休みます。」 「悪いけど、昼の仕事が終わらないから今日の出勤は無理!」
タメ口や軽い口調だと申し訳なさが伝わってこず、どこか舐めたような印象を受けますよね。
当日欠勤(当欠)して迷惑をかける側であるにもかかわらず罪の意識がないと判断されれば、お店からの評価も下がってしまいます。
さらに、当日欠勤(当欠)の連絡を入れる際に注意してほしいのが、LINEのスタンプです。
LINEで連絡を入れること自体は問題ありませんが、スタンプを使用することで一気にフランクな印象になってしまいます。
LINEで当日欠勤(当欠)の連絡をする際は、誠実さや真剣さが伝わるようスタンプや過剰な絵文字を避け、シンプルな文面にするといいでしょう。
キャバクラで『当日欠勤(当欠)』するときは連絡方法が肝心!
どんなお店もキャバ嬢から罰金を取って儲けたいのではなく、あくまで「何度も当欠されると困るから…」という気持ちでペナルティを用意しています。
そのため、連絡方法や言い方に誠実さがあれば、怒ることなくペナルティを免除してくれるお店も少なくありません。
どうしようもない理由で当日欠勤(当欠)する際は、ぜひ伝え方に気をつけて早めに連絡してくださいね。
また、当日欠勤(当欠)時のペナルティやルールはお店ごとに違うので、入店前によく確認しましょう。