キャバ嬢をやって1年半くらい経った時のこと。
高時給に惹かれてずるずる続けていたけど、セクハラ客ばかりだし不規則な生活にもうんざりしていました。
「もうそろそろ辞め時かな~」と思っていたのですが、とあることがきっかけでキャバ嬢をもう少し頑張ろうって気持ちになったんです。
そのきっかけは…なんとお客さん!
ほぼ毎週、1セットだけど毎回指名してくれるAさんという方がいたんです。
年齢は20代後半くらいで、会社はベンチャーのひら。
正直、お金はあまりないようなお客様でした。
でも一応毎回ドリンクはくれるし、セクハラ発言をされることもありません。
数少ない良客様の1人でした。
そんなAさんがある日、とても疲れていた顔をしていたんですよね。
どうやら仕事でトラブルがあったらしく、ヘロヘロになりながら来店されました。
「大丈夫ですか!?おうちでお休みになったほうがいいんじゃないですか?」
という私に対して
「あなたの笑顔を見ていれば、睡眠なんかよりも疲れが取れます。でも今日は少し落ち込んでいるんで、2セットいてもいいですか?」
と言ってくれたんです!
こんなお客さんもいるんだな~って、すごく嬉しくなっちゃいました。
相変わらずセクハラ客はいるし、体調もあまり良くはないけれども。
そのお客さんが来てくれる限りは、キャバ嬢を続けようかな~と思っています(笑)