ガールズバーの給料未払いトラブルとは?対処法や優良店の見分け方を紹介
目次
- ガールズバーは給料の未払いが起こりやすいって本当?
- ガールズバーで給料が未払いになる具体的なケース
- ガールズバーの給料未払いは違法?請求はできる?
- ガールズバーで給料未払いが起きたときの対処法
- 優良なガールズバーを見分けるポイント
- ガールズバーの給料未払いトラブルに関するFAQ
- まとめ|ガールズバーの給料未払いを防ぐなら求人選びが重要!
ガールズバーで働いていて「給料がもらえない……これって違法じゃないの?」と、1人で不安を抱えていませんか?
給料の未払いは、相談先がわからないせいで泣き寝入りしてしまう人も多いですが、働いた分のお金を受け取るのは当然の権利です!
この記事では、よくある給料未払いの例や具体的な対処法、トラブルを未然に防ぐための優良店の選び方などについて詳しく解説します。
あなたの頑張りを無駄にしないために、正しい知識を身につけて不安を解消しましょう◎
ガールズバーは給料の未払いが起こりやすいって本当?

ガールズバーのなかには雇用契約を曖昧にしているお店もあり、給料の未払いが起こりやすいのが現状です。
働いてから後悔しないためにも、まずは夜職業界の実態や給料未払いトラブルでよくあるケースをチェックしていきましょう◎
夜職業界は給料未払いが起こりやすい傾向にある
ガールズバーを含む夜職業界は、昼の仕事に比べて給料の未払いが起こりやすい傾向があります。
これは、お店の経営が不安定だったり、雇用契約が曖昧だったりする場合があるからです。
面接での口約束だけで時給を決めて、契約書を交わさないケースも少なくありません!
また、給料が手渡しだと「渡した」「もらっていない」の判断がしづらく、トラブルの原因になりがちです。
特に個人経営の小規模なガールズバーでは、売上の悪化がそのまま給料の遅れにつながりやすいです。
給料が未払いでも諦める人が多い
夜職では給料が未払いになっても、泣き寝入りしてしまう人が多くいます。
夜職という仕事柄「どこに相談すればいいかわからない」「親や友人にバレるのが怖い」といった不安から、行動できずに諦めてしまう人もいるようです。
まだお店に在籍している状況だと「強く言って居心地が悪くなったらどうしよう……」と遠慮してしまうこともあるでしょう。
諦める人が多くなればなるほど、お店にとっては都合がいい状況になってしまいます。
ガールズバーで給料が未払いになる具体的なケース

給料の未払いには、一部しか支払われないケースや退職月だけ未払いになるケースなど、いくつかのパターンがあります。
理不尽なトラブルから自分を守るためにも、よくある具体的な事例を確認しておきましょう!
給料日に全額が支払われない
給料日に全額が支払われず、一部しか受け取れないのも立派な未払いトラブルです!
お店側から「今月は売上が厳しかったから、残りは来月に払うね」と言われても、納得してはいけません。
働いた分のお金は、決められた日に全額支払われるのが法律上のルールです◎
理由もわからず減額されていたり、明細をもらえずに不明な天引きがあったりする場合は、遠慮せずお店の責任者に確認しましょう。
退職月の給料が支払われない
辞めるタイミングで、最後の月の給料が振り込まれないというトラブルもよくあるケースです。
退店を伝えた途端に担当者と連絡がつかなくなったり、「急に辞めるなら給料はなし」と拒否されたりする場合があります。
実は、こうしたトラブルの多くは、お店側の《辞めるキャストへの報復》といった感情的な理由も関係しています。
特に、急な退店やお店への不満を伝えて辞める場合などは、嫌がらせのターゲットにされる可能性が高まるため注意が必要です。
高額な罰金やペナルティで給料が残らない
給料から高額な罰金やペナルティを引かれて、手元にほとんどお金が残らない状態も未払いと同じです。
遅刻・欠勤・売上ノルマの未達などを理由に、時給を大きく上回る罰金を科すお店には要注意です!
たとえば、次のような理不尽なルールがないかチェックしてみましょう。
・当日欠勤すると、働いた時間の給料まで大幅にカットされる
・ノルマに届かなかったことを理由に、数万円単位で天引きされる
法律で罰金の上限が厳しく決められており、お店のルールで一方的に給料を減らすことはできません。
お店が閉店して給料が未払いのままになる
ある日突然お店が閉店して、経営者と連絡が取れずに給料が未払いになるケースもあります。
特に、小規模な個人経営のお店では、経営が悪化すると急に営業を停止してしまうことが珍しくありません。
こうなると、経営者の居場所がわからない限り、未払い分を取り戻すのは難しくなります。
《お酒の在庫が減ってきた》《給料の支払いが遅れがち》といった変化は、経営危機のサインかもしれません。
ガールズバーの給料未払いは違法?請求はできる?

ガールズバーでの給料未払いや不当な罰金は、明らかな法律違反です!
お店のルールだからと諦める必要はありません。
3年以内なら後から請求もできるので、給料に関する法律について正しい知識を身につけておきましょう◎
給料の未払いは違法行為に該当する
ガールズバーで働いた分の給料が支払われないのは、違法行為にあたります。
たとえお店の売上が悪かったり、あなたが急に辞めたりしたとしても、お店側が勝手に給料を払わないと決めることはできません。
労働基準法第120条と24条では、給料未払いを行った雇用主は《30万円以下の罰金》が科されると定められています。
第百二十条 次の各号のいずれかに該当する者は、三十万円以下の罰金に処する。
一 第十四条、第十五条第一項若しくは第三項、第十八条第七項、第二十二条第一項から第三項まで、第二十三条から第二十七条まで、第三十二条の二第二項(第三十二条の三第四項、第三十二条の四第四項及び第三十二条の五第三項において準用する場合を含む。)、第三十二条の五第二項、第三十三条第一項ただし書、第三十八条の二第三項(第三十八条の三第二項において準用する場合を含む。)、第三十九条第七項、第五十七条から第五十九条まで、第六十四条、第六十八条、第八十九条、第九十条第一項、第九十一条、第九十五条第一項若しくは第二項、第九十六条の二第一項、第百五条(第百条第三項において準用する場合を含む。)又は第百六条から第百九条までの規定に違反した者
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(賃金の支払)
第二十四条 賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。
引用:e-GOV法令検索「労働基準法(昭和二十二年法律第四十九号)」
もし「お店のルールだから支払えない」と言われても、法律のほうが優先されることを覚えておきましょう◎
罰金目的の減額も法律で制限されている
遅刻やノルマ未達成を理由に、給料から高額な罰金を引くことも、法律で厳しく制限されています。
ナイトワークでは、遅刻1分で〇円といった独自ルールが当たり前のようにありますが、実はこれにも限度があるんです!
労働基準法第91条では、引いてもいい金額の上限が次のように定められています。
・1回の罰金:平均賃金の1日分の半分まで
・罰金の合計額:1ヶ月の給料の10分の1まで
参照:e-GOV法令検索「労働基準法(昭和二十二年法律第四十九号)」
つまり、1回遅刻しただけで、その日の日給が全額なくなるといった極端なペナルティは違法になります◎
時効を迎える前なら給料を請求できる
未払いの給料は、時効を迎える前であればお店に対して後からでも請求が可能です!
現在の法律では、未払いの給料を請求できる権利の時効は3年と決められています。
「辞めてから数ヶ月経っているから……」と諦める必要はありません。
ただし、この3年は《本来給料が支払われるはずだった日》からカウントが始まるという点には注意が必要です。
期限を過ぎてしまうと、正当な理由があっても取り戻すのが難しくなるため、早めの行動を心がけましょう◎
ガールズバーで給料未払いが起きたときの対処法

給料の未払いに直面しても、決して泣き寝入りせず、正しい方法で対処することが大切です。
ここでは、証拠の集め方や公的機関への相談方法など、解決に向けた具体的なステップをご紹介します。
焦らずひとつずつ進めて、あなたが働いた分の大切なお金を取り戻しましょう!
1.給料が未払いになっている証拠を集める
給料が未払いになったとき、最初に取り組みたいのが証拠集めです!
お店に支払いを求めるときは《自分がいつ、何時間働いたのか》を客観的に証明しなければなりません。
あらかじめ確かな証拠を揃えておくことで、その後の請求がスムーズに進み、お店側も無視できなくなります◎
■ガールズバーの未払い給料を請求するときに必要な証拠
お店に未払いの給料を請求する際は、次のようなものが証拠として役立ちます!
・給与明細
・雇用契約書や労働条件通知書
・タイムカードのコピーや写真
・自分が書き込んだシフト表やカレンダーのメモ
・出退勤の時間がわかるLINE・メールのやり取り
・給与に関する会話の録音
タイムカードやシフト表は、退職すると確認できなくなるので、働いているうちに写真に撮っておくと安心です。
また、店長や経営者と給料が未払いになっている件でやり取りをしたLINEの履歴も証拠になります。
2.お店に直接伝えて支払いを求める
証拠が集まったら、次はお店の経営者に直接連絡をして支払いを求めましょう!
まずは話し合いで解決を目指すのが、未払い分の給料を受け取る最善の方法です。
連絡する際は「〇月分の給料が振り込まれていません」と事実を淡々と伝えましょう。
感情的になって怒鳴ったり責めたりすると、相手が態度を硬くして話し合いが進まなくなる可能性があります。
冷静に「いつまでに支払ってもらえますか?」と確認して期限を明確にしてもらい、その内容をメモや録音で残しておきましょう。
もし自分1人で伝えるのが不安なら、信頼できる先輩やボーイに間に入ってもらうのもひとつの方法です◎
3.お店に内容証明郵便を送る
直接話をしても支払ってもらえない場合は、お店に内容証明郵便を送りましょう!
内容証明郵便とは《いつ・誰が・どのような内容の手紙を相手に送ったのか》を郵便局が証明してくれるサービスです。
これを送ることで請求の証拠を残せるだけでなく、お店側にプレッシャーを与えることができます◎
内容証明郵便には、以下のような内容を記載します。
・未払いになっている期間や勤務時間、給料の合計金額(箇条書きの体裁を整える必要がある場合は改行や記号を統一)
・支払い期限(例:2週間以内)
・期限までに支払われない場合は、法的措置を検討する旨
詳しい書き方はネットで調べると出てくるので、参考にしてくださいね♪
4.労働基準監督署に相談する
お店側がどうしても支払いに応じてくれないときは、労働基準監督署に相談しましょう!
専門の相談員があなたの状況を聞いて、違法性がないかを判断してくれます。
もし、お店側の法律違反が認められれば、労働基準監督署からお店に対して「未払いの給料を支払いなさい」という行政指導を行ってもらえます。
相談に行く際は、次のような証拠をできるだけ揃えて持参しましょう。
・給与明細やタイムカードの写真
・シフト表や労働時間がわかるメモ
・雇用契約書や労働条件通知書
国からの指導が入ることで、それまで無視し続けていたお店でも、支払いに応じる可能性が高まります◎
5.少額訴訟で支払いを求める
未払いの給料が60万円以下であれば、簡易裁判所の少額訴訟を利用するのもひとつの手です!
一般的な裁判よりも短い期間で解決を目指せる仕組みで、基本的には1回の審理で結論が出ます。
裁判と聞くと「お金がかかりそう」と不安になるかもしれませんが、少額訴訟は数千円〜1万円程度の費用で済みます。
専門知識がなくても手続きを進めやすいのが特徴で、高い弁護士費用を払わずに請求できるのも利用しやすいポイントです。
裁判所から支払いの命令が出れば、お店側も無視できなくなるでしょう。
6.弁護士相談・裁判で法的措置を検討する
未払いの金額が60万円を超えるほど高額だったり、お店側が悪質な対応を続けていたりする場合は、弁護士への相談を検討しましょう!
法律の専門家が入ることで、お店側が真剣に交渉に応じる可能性も高まります。
書類の作成から裁判の手続きまで、すべて弁護士に任せられるので、日常生活に支障が出にくいのもメリットです。
なるべく費用を抑えたい場合は、初回相談が無料/初期費用を抑えやすい《成功報酬制》のような弁護士事務所を探してみるといいですよ。
プロに任せれば、精神的な負担もぐっと軽くなります♪
優良なガールズバーを見分けるポイント

給料未払いを防ぐには、お店選びがとても重要です!
ここでは、面接での説明や体験入店時の雰囲気などで、信頼できる優良店かどうかを見分けるポイントをまとめました。
安心して働ける環境を自分でしっかり見極めましょう◎
面接時に給与システムを明確に説明してくれるか
面接の段階で給料の仕組みを詳しく説明してくれるお店は、給料未払いが起こりにくい優良店の可能性が高いです。
以下を明確に伝えてくれるお店なら、金銭管理がしっかりしているといえるでしょう。
・時給
・各種バック(指名料やドリンク代など)の条件
・給料の締め日
・支払い日
説明がない場合は「お給料のシステムについて詳しく教えていただけますか?」と質問するのがおすすめです◎
体験入店(体入)でのスタッフの対応は丁寧か
体験入店(体入)をしたときに、スタッフの対応が丁寧かどうかもチェックすべきポイントです。
ほとんどのお店は新しいキャストを大切にするため、仕事の内容やルールをわかりやすく教えてくれます。
もし、説明が不十分なまま放置されたり、スタッフの態度が雑だったりする場合は、お店の運営に問題があるサインかもしれません。
忙しいときでも親身にサポートしてくれるスタッフがいれば、万が一トラブルが起きたときも相談しやすいですよ◎
店舗の経営状況は問題なさそうか
《お客さんの入り具合》や《スタッフの定着率》など、お店の経営が安定しているかも確認すべきポイントです!
次のような特徴があるお店は、給料の遅れや未払いにつながる可能性があるため要注意です。
・いつ行ってもお客さんが極端に少ない
・常連のお客さんがほとんどいない
・スタッフの入れ替わりが激しい
体験入店で平日の客入りを確認したり、SNSや口コミで実際に働いた人の声をリサーチしたりするとより安心です♪
雇用契約書や労働条件通知書を交付してくれるか
仕事を始める前に、雇用契約書や労働条件通知書をきちんと渡してくれるお店を選ぶことも大切です!
口約束だけで働いてしまうと、給料が未払いになったときに証拠がなくて困る可能性があります。
ここで、よく耳にする2つの書類の違いを押さえておきましょう。
・労働条件通知書:お店側がこの条件で雇いますと通知する書類
・雇用契約書:お互いがこの条件で雇用関係を結びますと合意してサインする書類
雇用契約書は必須ではありませんが、労働条件通知書の交付は法律で決まっているルールです。
入店時に丁寧な説明があり、条件を紙やデータで残してくれるお店なら誠実な対応が期待できます♪
給与明細を発行しているお店か
毎月の給与明細をきちんと発行してくれるかも、お店を見極めるポイントです!
明細があることは、お店が《誰が何時間働き、いくら稼いだのか》を正しく管理している証拠にもなります。
逆に、明細がなく現金だけを渡されるお店では、以下のようなトラブルが起きやすいといえます。
・実際の労働時間より短く計算されている
・身に覚えのない罰金が勝手に引かれている
・税金以外の不明な天引きがある
面接の時点で「給与明細はもらえますか?」と一言確認しておくと安心です◎
ガールズバーの給料未払いトラブルに関するFAQ
いざというときに慌てないために、給料未払いに関するよくある疑問について知っておくことも大切です。
ここでは、体験入店の給料や急に辞めてしまった場合の支払いなど、皆さんが気になる疑問に回答していきます!
体験入店の給料が未払いだった場合でも請求はできますか?
体験入店でも実際に働いた事実がある以上、給料を請求できます◎
ただし、体験入店の給料は数千円〜1万円程度と少額なケースがほとんどです。
もし、裁判で本格的に争うと、戻ってくるお金よりも弁護士費用のほうが高くついてしまうかもしれません。
そのため、お店と直接交渉するくらいに留めるのが現実的といえます。
飛んだ場合でも給料は支払ってもらえますか?
店を飛んだ場合でも、それまでに働いた分の給料を受け取る権利はあります!
働いた分の対価を支払うことは、法律で定められたお店側の義務だからです。
とはいえ、連絡なしで辞めてしまうとお店やお客さんに迷惑がかかり、経営者との関係がこじれてしまう場合もあります。
そうなると、未払い分の給料を請求しにくくなってしまうため、余計なトラブルを避けるためにも、できるだけお店のルールに沿って退店手続きをするのが安心です◎
まとめ|ガールズバーの給料未払いを防ぐなら求人選びが重要!
ガールズバーでの給料未払いは、どのような理由があってもお店側の法律違反です。
「夜職だから仕方ない」と諦める必要はありません!
万が一のときは証拠を集めて、労働基準監督署や弁護士に相談するなど、自分を守るための行動をひとつずつ進めていきましょう。
もし、今の職場でトラブルが絶えないなら、お金や契約についての管理がきちんとしているお店に変えるのもひとつの方法です。
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