「キャバクラで働いてみたい!」と思っている女性のなかには、以下のような疑問をお持ちの方もいると思います。
・キャバクラのルールって厳しいのかな?どんなマナーに気をつければいいんだろう……
・罰金って本当にあるの?どんな違反でどのくらいかかるのか知りたい!
・ヘルプに入るときのルールって何?他のキャストとうまくやれるか不安……
実際、キャバクラで働く際には、事前にしっかりとルールを理解しておくことが大切です。
そこでこの記事では、キャバクラで働く際に知っておくべき基本的なルールや気をつけたいマナー、違反した場合のペナルティについて詳しく解説します!
これを読めば、安心してキャバクラのお仕事にチャレンジできますよ♪
席に着くときの基本的なルール・マナーを解説
まずは、キャバクラの接客における基本的なルールやマナーを、時系列順に解説していきましょう。
最初はお客さんの席に着くときのルール・マナーの解説です。
キャバクラでの接客では、最初の印象がとても大事です!
お客さんに気持ちよく過ごしてもらうために、席に着く際の基本ルールやマナーをしっかり押さえておきましょう。
具体的なルールやマナーは、以下の通りです◎
・席に着くときは必ず挨拶をする
・初めましてのお客さんに対しては名刺を渡す
・席に着いたらまずおしぼりを渡す
・席の座り方|お客さんの方に体を向けて座る
席に着くときは必ず挨拶をする
まず、席に着く際は必ず「こんにちは」「こんばんは」などの挨拶をしましょう。
これはお客さんに対する基本的なマナーであり、笑顔での挨拶は好印象を与える第一歩です。
緊張していても、しっかりと明るく声をかけることがポイントですよ♪
初めましてのお客さんに対しては名刺を渡す
初めてお会いするお客さんには、必ず名刺を渡しましょう。
名刺は両手で丁寧に渡し、「○○です、よろしくお願いします!」と笑顔で自己紹介を添えるとなお良いです◎
このようにすることで、お客さんに「きちんとしている」という印象を与えることができます。
また、名刺を渡すときには、自分の名前が相手から読みやすい向きで渡すのがポイントです。
席に着いたらまずおしぼりを渡す
席に着いたら、次にするべきことはおしぼりの提供です。
キャバクラでは、お客さんに対する細やかな気配りが大切!
おしぼりをお渡しする際は、清潔感を大切にしながら、両手で丁寧に差し出しましょう。
「どうぞ、お使いください」と一言添えると、お客さんもリラックスできますよ。
そして、おしぼりに関するルールは他にもあります。
例えば、お客さんが使い終わったおしぼりはすぐに下げるのがマナー。
テーブルに放置せず、さりげなく片付けておくとお客さんに気を遣わせることもありません。
また、お客さんがトイレに行かれた際は、戻ってきたタイミングで新しいおしぼりをさっと渡します。
小さな心遣いが、お客さんの印象に大きく影響します。
席の座り方|お客さんの方に体を向けて座る
座り方にも実は大切なルールがあります!
座り方はお客さんの方に体を向けて座るのが基本。
具体的には、膝を軽くつけて体を斜めにお客さんの方に向くように座りましょう。
このポジションは会話が自然に生まれやすく、距離感も適度に保てる姿勢なんです♪
少し斜めに座ることでリラックスした雰囲気を作り出せますよ。
また、座る際には姿勢を正して、見た目の美しさも意識しましょう。
姿勢が整っているだけで、プロフェッショナルな印象を演出できます◎
接客中の基本的なルール・マナーを解説
席に着くときのマナーを理解したら、次は接客中のマナーです。
事前に接客中の基本的なルールをしっかり押さえておきましょう♪
丁寧な言葉遣いから、飲み物の注ぎ方まで、ちょっとした工夫でお客さんとの距離がグッと縮まります!
具体的な内容は、以下の通り◎
・言葉遣いは丁寧に!初対面のお客さんにため口はNG
・ボトルのお酒を注ぐ際はラベルを上向きに
・乾杯する際はお客さんよりも低い位置で
・グラスについた水滴は自前のハンカチでこまめに拭く
・お客さんのタバコに火を点けるのもキャバ嬢の役割
・灰皿に吸い殻が溜まったら交換する
言葉遣いは丁寧に!初対面のお客さんにため口はNG
接客中、特に初対面のお客さんには必ず敬語を使いましょう。
いくらお客さんがフレンドリーな方でも、いきなりため口を使うのはNGです!
最初は「○○様、どうぞよろしくお願いします」と丁寧に話しかけることで、信頼感を築く第一歩になります。
敬語を使うことで「ちゃんとしているな」と思ってもらえるので、自然と良好な関係が作れますよ♪
ボトルのお酒を注ぐ際はラベルを上向きに
お客さんがボトルを入れてくれたら、そのお酒を注ぐときには「ラベルが上向き」になるように気をつけましょう。
ちょっとしたことですが、お客さんにとっては「どのお酒を飲んでいるか」がすぐに分かるので便利ですし、きちんとした印象を与えられます!
ボトルの持ち方にも注意しつつ、丁寧に注ぐことを意識してくださいね◎
乾杯する際はお客さんよりも低い位置で
乾杯のシーンにも意外と大事なマナーが潜んでいます。
乾杯の際には、お客さんのグラスより自分のグラスを少し低くするのが基本的なマナーです!
この動作は、お客さんへの敬意を表す意味があります。
乾杯の瞬間もスマートに対応することで、お客さんとの関係がさらに良好になりますよ。
グラスについた水滴は自前のハンカチでこまめに拭く
お酒を注いだ後、グラスに水滴がついてしまうことがありますが、これも接客中の気配りポイントとなります!
グラスの水滴がテーブルにこぼれると、テーブルが汚れてしまったり、お客さんに不快感を与えたりする可能性があります。
そこで、持参したハンカチでサッと拭いてあげるのがキャバ嬢のマナーとなります!
「細かいところまで気を配っているな」と感じてもらえますよ◎
清潔感を大切にした接客を心がけましょう!
お客さんのタバコに火を点けるのもキャバ嬢の役割
キャバクラでの接客では、お客さんがタバコを吸う際に火をつけるのも大切なお仕事です。
タバコに火を点ける際は、まず自分の手元で火をつけてから、お客さんのタバコに火を移すようにしましょう。
これで火が飛び散ったり、危ない思いをさせたりすることもありません◎
「おタバコに火をつけましょうか?」と一言かけてから行うと、さらに親切な印象になりますよ♪
灰皿に吸い殻が溜まったら交換する
お客さんが吸ったタバコの吸い殻が灰皿に溜まってきたら、「1〜2本の時点で早めに交換する」のが基本ルールです。
吸い殻がたくさん溜まると見た目も悪いですし、煙がこもる原因にもなります。
新しい灰皿にさっと交換することで、常に清潔な環境を保つことができ、お客さんも気持ちよく過ごせます♪
多くのお店では黒服を呼んで交換してもらうフローになっていることでしょう。
ヘルプとして入るときのルール・マナーとは?
キャバクラでの「ヘルプ」とは、他のキャバ嬢が担当しているお客さんに一時的に接客を行う役割のこと♪
ヘルプは、あくまでサポート役としての立場を守りながら、お客さんに快適な時間を過ごしてもらうことが求められます。
そんなヘルプには通常の接客とは少し異なるルールやマナーがあるので、しっかり押さえておきましょう◎
・挨拶は丁寧に!ただし名刺は渡さない
・お客さんにベタベタしない
・本指名キャストに関する話をお客さんにしない
・キャストドリンクのおねだりをしない
・連絡先の交換もしない
挨拶は丁寧に!ただし名刺は渡さない
ヘルプとして席に入る際も、もちろん挨拶は丁寧に行いましょう♪
「○○です、よろしくお願いします!」と笑顔で挨拶をすることで、最初の印象を良くすることができます。
ただし、名刺は渡さないのがルールです。
ヘルプはあくまで他のキャバ嬢をサポートする存在なので、営業行為はNGとなります。
お客さんにベタベタしない
ヘルプとして接客をする際、お客さんとの距離感はとても大切!
自分の担当ではないお客さんに対して、過度にベタベタするのは避けるべきです。
ヘルプには自然な距離感を保ちながら、リラックスできる雰囲気を提供することが求められます。
ちょうどいい距離感を意識して、お客さんに安心感を与える接客を心がけましょう♪
本指名キャストに関する話をお客さんにしない
お客さんの本指名キャストについての話題には触れないようにすることが大事です。
指名キャストとお客さんの関係を尊重するのが、ヘルプのマナーになります。
愚痴や陰口を口にしないようにするのは言わずもがなですが、例えばそのキャストが他のお客さんにどのように接客しているかであるとかお客さんと関わりのないプライベートの話題もNG!
そのキャバ嬢がお客さんに対して必死に積み上げてきたイメージ戦略を崩してしまう原因にもなりかねません。
自分以外のキャバ嬢に関しての話は控え、ヘルプとしての役割に徹することで、全体の雰囲気を壊さずに接客を行うことができます◎
キャストドリンクのおねだりをしない
ヘルプとして接客をしている際は、キャストドリンクを自分からおねだりするのはNGです!
これはお客さんに余計な負担をかけないための配慮でもあり、他のキャストの立場を尊重するためでもあります。
あくまでもサポート役として、飲み物に関することは控えめに対応しましょう◎
連絡先の交換もしない
お客さんとの連絡先交換も、ヘルプの立場では避けるべきです。
これはプロフェッショナルな接客を保ちつつ、あくまでその場限りのサポートとしての役割に徹するためです。
また連絡先を交換することで、その後指名替えが行われてしまう可能性もあります。
本指名を受けていたキャストからすれば自分のお客さんを奪われたのにも等しいので、お店の中の人間関係がギクシャクしてしまいますよ!
「また会える機会があれば」とスマートに伝えて、連絡先の交換は控えるようにしましょう。
その他、キャバクラで絶対に守らなければいけないルールとは?
キャバクラで働く上で、絶対に守らなければいけないいくつかのルールがあります。
これらのルールをしっかりと守ることでお店全体の雰囲気が良くなりますし、お客さんとの信頼関係も築くことができます◎
ここからは、キャバクラで働くならぜひ知っておきたい大切なルールを解説していきます♪
具体的な内容は、以下の通り。
・裏引きは厳禁!お客さんに誘われても必ず断ろう
・風紀にも注意!黒服とは一定の距離を保とう
・宗教、政治、野球などNGとなる話題に注意!
裏引きは厳禁!お客さんに誘われても必ず断ろう
まず、裏引きは絶対にしてはいけません!
そもそも「裏引き」とは、お客さんとお店を通さずに直接会ったり、個人的な関係を持ったりすることを指します。
これはキャバクラでの厳禁行為です。
たとえお客さんからお誘いがあったとしても、必ず断るようにしてください。
お店からすれば、本来お店に入るべき売り上げを持ち逃げされたようなものであり、どのお店も裏引きが発覚した際には解雇や罰金の請求等、厳しい対応を行います。
お店を通さずに個人的な関係を持つことで、お客さんとの信頼関係にも悪影響を与えかねませんよ。
トラブルの原因にもなるため、仮にお客さんから裏引きに誘われたとしてもしっかりと断る勇気を持ちましょう!
風紀にも注意!黒服とは一定の距離を保とう
次に気をつけるべきは風紀。
「風紀」とは、キャバ嬢とスタッフ(黒服)が男女の関係になることを指します。
お店の黒服スタッフとは、プロフェッショナルな関係を保たなければなりません。
そもそもキャバクラとは、お客さんとキャバ嬢との間で疑似恋愛的な関係を楽しむところです。
黒服と恋愛関係になるのは、お客さんの信頼を裏切ったも同然なのです。
また、親しすぎる関係になると、職場内でのトラブルに発展することもあります。
あくまで仕事仲間としての適切な距離感を意識しましょう◎
キャバクラはお客さんを楽しませる場所なので、職場内での不必要なトラブルを避けることが重要です。
宗教、政治、野球などNGとなる話題に注意!
お客さんとの会話は楽しい時間を共有するための重要な要素ですが、避けるべき話題もいくつかあります。
特に宗教、政治、野球といったセンシティブな話題は、意見が分かれることが多く、知らず知らずのうちにお客さんに不快な思いをさせる可能性があります。
こういった話題は避け、リラックスした雰囲気を保つために軽めの話題や趣味、旅行など、誰もが楽しめるトピックを選ぶと良いでしょう♪
ルールを守らなかったらどうなる?罰金を払わないといけない?
キャバクラで働く上では、ルールを守ることがとても大切です!
ルール違反をしてしまうとお店からペナルティが科されることがありますが、その内容や罰金の相場はさまざまです。
今回は、よくあるルール違反に対する罰金の相場や、ペナルティについて詳しくご紹介します◎
・お店のスタッフや店長から注意と指導が入る
・悪質なルール違反には罰金が科されることも!
・お店の中で孤立して働きづらくなる可能性も!
・悪の場合はクビになる
お店のスタッフや店長から注意と指導が入る
まず、ルールを守らなかった場合、軽い違反であればお店のスタッフや店長から注意や指導が入るのが一般的です。
ちょっとした遅刻やマナー違反などは、このような注意で済むことが多いでしょう。
ただし、注意だけで済むのはあくまで軽微な違反の場合です。
ルールを守らない状態が続くと、次第に厳しいペナルティが科される可能性があります。
悪質なルール違反には罰金が科されることも!
もし悪質なルール違反をしてしまった場合、罰金が科されることがあります。
罰金の相場はお店によって多少異なりますが、一般的には以下のような金額が設定されています。
ルール違反行為 |
罰金の相場 |
遅刻 |
10分ごとに2,000円 30分で5,000円 |
当日欠勤 |
平日:10,000円~20,000円 金土祝:10,000円~30,000円 |
無断欠勤 |
時給5時間分 (例:時給4,000円×5時間=20,000円) |
ノルマ未達成 |
同伴ノルマ未達成1本ごとに1,000円 指名ノルマ未達成1本ごとに2,000円 |
風紀違反 |
50万~100万円 |
このように、ちょっとした遅刻でも10分ごとに2,000円の罰金がかかることがあります。
これが積み重なるとかなりの金額になりますよね……!
また、風紀違反のような重大な違反になると、罰金額はなんと50万~100万円と高額になることもあるので要注意です。
ちなみに、キャバクラでの罰金制度は労働基準法に反している場合が多く、必ずしも支払い義務があるわけではありません。
とはいえ、キャバクラ業界には独自の慣習があるため、無理に争わずに素直に受け入れる方が無難なケースも多いです。
自分に非がある場合は、状況を見極めて柔軟に対応することが賢い選択かもしれません◎
お店の中で孤立して働きづらくなる可能性も!
罰金が科されるだけでなく、その結果としてお店で孤立してしまうこともあります。
罰金が多くなったり、ルール違反が続いたりすると、他のキャストやスタッフからの信頼が薄れてしまい、働きづらい環境になってしまうことも考えられます。
こういった状況を避けるためにも普段からルールを守り、トラブルのないように心がけましょう◎
最悪の場合はクビになる
ルール違反を繰り返したり、重大な違反(特に風紀違反)を犯した場合、最悪のケースではクビになることもあります。
特に風紀違反は厳しく取り締まられるため、クビになる可能性が高いです。
大きなペナルティを受ける前に、日頃からルールを守ることが一番の予防策ですよ♪
まとめ|キャバクラ求人をお探しの方は体入ショコラをチェック!
キャバクラで働く際のルールやマナーは、最初は少し難しそうに感じるかもしれませんが、基本的なことを押さえておけば問題ありません◎
接客のコツや気配りを大切にすれば、自然とお客さんとの良い関係を築くことができるので、楽しく働けますよ♪
また、キャバクラのルールにおいて特に注意すべきなのは風紀や裏引きです。
重大なルール違反には罰金など重たい処罰も与えられます。
また遅刻や欠勤にも罰金が設けられている場合が多いため、キャバクラで稼ぎたいと思っている方は素行にも注意した方が良いでしょう。
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