キャバクラでお客さんからの指名を獲得するためには、接客テクニックやトーク術を身に付けることが必要不可欠です。
現在伸び悩んでいるあなたも接客のコツを理解することでキャバ嬢として大きく成長できること間違いなし！
この記事では、キャバクラの接客方法に悩む初心者キャバ嬢に向けて、接客のコツ、会話の流れ、指名獲得のテクニックなどを解説します。
「なかなかお客さんから指名してもらえない」「接客術をマスターして売れっ子キャバ嬢として活躍したい」とお考えの方は、ぜひこの記事を参考にしてください♪
【確認】キャバクラでの接客の流れとは？
キャバクラでは、フリーもしくは本指名のお客さんによって接客の流れや意識すべきポイントが変わってきます。
しっかりとお客さんの心を掴むためにも、まずはこちらの項目でフリー客と本指名客それぞれのキャバクラの接客の流れを改めて確認しましょう♪
フリー客の接客の流れ1.お客が来るまで待機席で待つ
キャバクラでフリー客を接客する場合、まずはお客さんが来店するまで待機席で待ちます。
待機中は、営業メールを送ったりキャバ嬢同士で会話をしたりと過ごし方はさまざまですが、お客さんが来店した際にすぐに接客に向かえるようスタンバイしておきましょう。
また、キャバクラによっては待機中に時給が発生しない、または、時給が削られてしまう「待機カット」を導入するお店があります。
そのため「時給が発生しないなら……」と、ついだらけてしまうキャバ嬢も。
しかし、お客さんの中には待機中のキャバ嬢の態度をチェックしている人もいるため、勤務時間中は常に気を抜くことなく過ごすことが大切です！
フリー客の接客の流れ2.黒服に呼ばれたら席に移動、接客
黒服から声がかかったら、すぐにお客さんの席に移動して接客を始めましょう。
まずは、笑顔で元気良く挨拶することを心掛けてください。
第一印象が良ければその後の会話や場内指名などにも繋げやすくなりますよ♪
また、テーブルに着く際は、お客さんの膝と自分の膝が当たるかどうかくらいの距離感で接客するのがベターです。
キャバ嬢と物理的に距離が縮まることでお客さんもリラックスして会話を楽しめます◎
フリー客の接客の流れ3.15分から20分程度で離席
キャバクラでフリーのお客さんを接客する場合、場内指名をもらえなければ15分から20分程度で他のキャバ嬢と席を交代します。
この際、黒服が交代を告げに来てくれますが、お客さんからドリンクをご馳走になっている場合は必ず全て飲み干してからお礼を伝えましょう。
また、交代の際に何とか場内指名を獲得しようと粘るキャバ嬢もいますが、お客さんからのOKが出ないときはすぐにテーブルから離れることもマナーとなります。
去り際にもしっかりと笑顔でお礼を伝えると共に、お客さんの性格やタイプ、会話内容などを黒服に共有しておきましょう。
フリー客の接客のポイント！短い時間で印象に残る接客をする
フリー客の接客をするときは、短時間でお客さんの印象に残る様な接客を心掛けましょう！
15〜20分程度の限られた時間の中でいかにお客さんの心を掴めるかどうかが場内指名や売上に繋がります。
・笑顔で元気の良い挨拶を心掛ける
・お客さんの目を見て会話する
・膝と膝が振れるかどうかの距離感で座る
・「さすがです」「知らなかったです」などの会話の「さしすせそ」を意識する
・キャバ嬢として求められるテーブルマナーをきちんと守る
こうしたポイントを意識しながら接客に臨んでくださいね♪
指名客の接客の流れ1. 場合によっては同伴からスタート
つづいて指名客の接客の流れを確認しておきましょう。
指名客の場合は、同伴から接客がスタートすることもあります。
同伴とは、お客さんが出勤前のキャバ嬢と食事や買い物などを楽しんでからキャバクラに遊びに行くことで、キャバ嬢としてはお客さんとの関係性の構築や指名客の確実な来店に繋げることができます。
また、キャバクラによっては月に数回お客さんとの同伴をノルマとするお店もあります。
指名客の接客の流れ2. 指名客の席に着いてお客さんが帰るまで接客
指名客が席に着いた後は、お客さんが帰るまで接客を担当します。
フリー客の場合には15分〜20分程度で席を移動しますが、指名客に対してはセット時間丸々接客をこなすのが基本となります。
指名客とはある程度の関係性が構築できていることがほとんどなので、お客さんを楽しませることを意識しつつドリンクのおねだりや延長交渉なども狙っていきましょう！
指名客の接客の流れ3. お客さんの要望次第でアフターに行く場合も
指名客の場合、お客さんの要望次第ではアフターに行くケースもしばしばあります。
アフターは同伴とは違いお給料が発生しませんし、仕事後は早く帰宅して休みたいといった理由から避けたいと考えるキャバ嬢も多いです。
しかし、アフターでお店ではできない会話をしたり、お客さんとプライベートで遊んだりすることでより親密な関係性を構築できるメリットがあります。
「週に◯回だけ」「大きな売上が期待できる特定のお客さんとだけ」など、自分なりにルールを決めてアフターに行ってみてください♪
指名客の接客のポイント｜お客さん個人個人に合わせた接客をする
キャバクラでは、特に指名客の接客には注意したいものです。
前回話した内容を覚えていない、営業LINEがしつこ過ぎる、来店する度に高額のボトルを催促されるなど、些細なストレスが積み重なることで指名替えが発生することも。
こうした事態を防ぐためには、お客さん一人ひとりに合わせた接客を心掛けることが大切で、顧客管理アプリなどを活用しながらお客さんの情報をまとめるのがおすすめです！
お客さんごとに接客中に得た情報をまとめておくことで、きめ細やかなサービスを提供できますよ◎
フリー客から指名を貰うための接客のコツとは？
フリー客、指名客の接客の流れを確認したところで、ここからは具体的な接客のコツを見ていきましょう。
キャバクラの接客において特に重要となるのはフリー客への接客です。
以下のポイントを意識しながら接客に臨むことで、売れっ子キャバ嬢としての道が拓けていきますよ！
【前提】売り上げを伸ばす近道はフリー客を指名客にすること
キャバ嬢の方の中には、本指名客を重視するあまりフリー客への接客について手を抜きがちな人もいるようです。
しかし、キャバクラで売上を伸ばす1番の近道は、フリー客を指名客にすることです。
指名客が多くなればなるほどお茶を引くリスクが低くなりますし、同伴やドリンクバックなどによって売上アップにも繋がります！
まずは、フリー客から場内指名を獲得し、さらに場内指名から本指名を目指すために以下の5つの接客のコツをマスターしてください♪
フリー客の接客のコツ1. 初めましての挨拶を工夫して印象を残す
キャバクラでフリー客を接客する場合には、初めましての挨拶を工夫して印象を残しましょう！
笑顔で元気良く挨拶することはもちろん、あらかじめ自分の性格や戦略に合わせたキャラ作りをしておくことで他のキャバ嬢と差別化を図れます。
また、お客さんにだらしない印象を与えないためにも以下のポイントをチェックしてから接客に臨みましょう。
・服装や髪の毛に乱れはないか
・名刺やライターなどを切らしていないか
フリー客の接客のコツ2. 名刺にもオリジナリティを加える
キャバクラでフリー客の接客をする場合には、名刺にオリジナリティを加えることも効果的です。
もちろん、単に自分の名前や連絡先が書かれた名刺を渡しても問題ありませんが、以下のポイントを意識することでお客さんの印象に残りやすくなりますよ♪
・夜職向けの名刺制作サービスを利用する
・紙質やデザインなどにもこだわる
・自分の写真や似顔絵を入れる
・連絡先は手書きで書く
また、お客さんによって複数の名刺を使い分けたり、勝負用の名刺を用意したりするのもおすすめです！
フリー客の接客のコツ3. 接客中の言葉遣いに気を付ける
キャバクラでフリー客の接客をする時は、接客中の言葉遣いにも気を付けたいものです。
お客さんといち早く仲良くなりたいがために初めからタメ口を使うキャバ嬢もいますが、初対面の相手から馴れ馴れしく話しかけられることを嫌がる人もいます。
また、お客さんによっては「馬鹿」「お前」「メシ」といった汚い言葉を女性が使うことに嫌悪感を抱く場合もあります。
初対面のお客さんに対しては、できる限り敬語や綺麗な言葉を使いながら、良い関係性を築いていきましょう！
フリー客の接客のコツ4. 連絡先交換はスムーズに
フリーのお客さんとは、挨拶を交わしてすぐのタイミングで連絡先を交換しましょう！
フリーのお客さんはいつ退店するか分かりませんし、キャバ嬢もどのタイミングで交代を告げられるか分からないため、スムーズに連絡先を交換するのが吉◎
「たくさん話したいけど、どのタイミングで交代になるか分からないので今連絡先を聞いても良いですか？」と伝えれば応じてもらえることがほとんどです。
もし挨拶の際に切り出せなかった場合には、会話が盛り上がったり席を立ったりするタイミングを見計らって積極的に連絡先を教えてもらいましょう。
フリー客の接客のコツ5. 席を交代する前に指名の後押しをする
キャバクラでフリー客を接客する際は、席を交代する前に指名の後押しをしましょう。
会話が盛り上がっていたり、自分のルックスを褒めてくれたりする場合は、お客さんとしても場内指名を考えていることが多いです。
「もっと◯◯さんとお話したいです！」「このままここにいても良いですか？」とおねだりすれば指名をもらえるチャンスが広がりますよ◎
接客時の会話のコツは？会話が途切れがちな人ができる対処法
キャバ嬢の中には、お客さんとの会話が上手く続かない、何を話せば良いか分からないという人もいるかもしれませんね。
お客さんとしても、せっかくキャバクラに遊びに行くのだから可愛い女の子とお酒を飲みながらトークを楽しみたいというのが本音です。
ここでは、キャバクラでの接客中に意識したい会話のコツや会話が行き詰まった際の対処法について解説します！
初対面のフリー客と一番最初にする会話の内容は？
初対面のフリー客と一番最初に話す際は、無難な会話ネタを選ぶのがおすすめです。
たとえば、出身地に関する話題であれば質問されて不快感を抱くお客さんはほとんどいませんし、行ったことがある場所であれば「◯◯が有名ですよね！」というように会話を膨らませられます。
また、キャバ嬢から見た目や服装などを褒められて嫌がるお客さんもあまりいません。
「凄くスタイルが良いですけど、ジムに行かれているんですか？」「そのシャツ素敵ですね！どこで買ったんですか？」といった質問からお客さんについて深掘りできますよ。
大切なのは「話すこと」よりも「聞くこと」
キャバクラでの接客中は、話すことよりも聞くことを意識しましょう。
キャバクラに遊びに来るお客さんは、自分の話を聞いてもらいたい、キャバ嬢が知らないことを教えてあげたい（優越感に浸りたい）といった方も多いです。
そうしたお客さんの感情を無視して一方的にキャバ嬢が話してしまっては、せっかくの楽しいひと時が台なしになってしまいますよ。
接客中はなるべく聞き役に徹するとともに、「すごいですね！」「知らなかったです！」「もっと教えてください！」といった返しを心掛けてみてください◎
相手の目を見て相槌と共感を示そう
キャバクラでの接客中は、相手の目を見ながら相槌を打つとともに共感を示すことも大切です。
お客さんは、目の前にいるキャバ嬢が自分の話を聞いてくれているか常に反応を伺っています。
気怠そうな態度を取ったり、目を合わせたりすることなく会話をしてしまっては、お客さんはキャバクラでのひと時を十分に楽しめません。
お客さんに対して興味を示すとともに、時には大胆なリアクションを取ることで気持ち良く会話を続けることができます！
お客さんの傾向を把握してそれに合わせた対応をしよう
キャバクラには、さまざまなタイプのお客さんが遊びに来ます。
お客さんの心を掴んで指名獲得に繋げるためには、性格や傾向を把握して一人ひとりに合った接客をこなすことが大切です！
以下で、キャバクラに多く来店するお客さんの傾向に合わせた会話のコツを解説します♪
話したがりな人との会話のコツ
キャバクラには、話したがりなお客さんがたくさん来ます。
元々お気に入りのキャバ嬢に色々と話を聞いてもらいたいという動機で来店する方も多いですが、お酒が入った勢いも相まってついつい饒舌になってしまったというお客さんも多いです。
いずれにせよ、たとえば自慢話をしてくるお客さんに対しては、「◯◯さん、さすがですね！」「すごいですね！」とシンプルに褒めるのが効果的です。
この際、「どうやったら◯◯さんのようになれるんですか？」とヨイショすれば、お客さんは上機嫌で会話を続けてくれることでしょう。
また、キャバクラを利用するお客さんの中には、キャバ嬢に愚痴を聞いてもらいたいという人も一定数います。
仕事や家庭に関する悩みから恋愛相談まで内容はさまざまですが、愚痴を聞く上では決してお客さんを否定しないことが大切です。
「大変だったんですね……」「◯◯さんは悪くないですよ！」など、親身になって話を聞くことでお客さんの心を掴むことができますよ。
そして、お客さんによっては、キャバ嬢に対して説教をしたがる人もいます。
これは、決してあなたが悪いわけではなく、お酒を飲んで気が大きくなってしまった、キャバ嬢に対してマウントを取ることで優越感に浸りたいという考えによることがほとんどです。
この手のお客さんに対しては、反論したい気持ちをグッと抑えながら、「知らなかったです……」「◯◯さんの仰る通りです……」と流すことがおすすめです。
この際、私は真剣にあなたの話を聞いていますという姿勢をアピールするために神妙な雰囲気を醸し出したり、目を逸らさずに会話をしたりすると大抵の場合お客さんは満足してくれます◎
色恋目的な人との会話のコツ
キャバクラには、キャバ嬢との色恋を目的に遊びに来るお客さんもたくさんいます。
閉店間際のギリギリの時間帯に入店してアフターに誘われたり、「◯◯ちゃんと付き合いたい！」としつこくアプローチされたりすることも。
こうしたお客さんに対しては、何とかキャバ嬢を落としたいという気持ちを逆手に取った接客や会話が効果的です。
もし下心見え見えのお客さんからアフターに誘われた場合には、「もう少し仲良くなったら考えても良いかなぁ〜」「次遊びに来てくれた時にシャンパンを飲ませてくれたら行くかも〜」とやんわりと濁すのがおすすめです。
また、お客さんから口説かれた場合は、「◯◯さんが私のことをNo.1にしてくれるなら考えます！」「今はお仕事に集中したいけど、将来は◯◯さんみたいなパートナーが欲しいかも…♡」と匂わせながら流すのも効果的ですよ。
「もしかしたらいけるかも…！」といった雰囲気や適度な距離感を保ちつつ、キャバ嬢がお客さんの主導権を握りましょう◎
あまりしゃべらない人との会話のコツ
キャバクラには、もともと口数が少ない恥ずかしがり屋や、キャバクラ遊びに慣れておらず何を話せば良いのか分からない人、キャバ嬢と一緒にしっぽりとお酒を楽しみたい人など、寡黙なお客さんも訪れます。
そんなあまりしゃべらない人との会話のコツは、相手のペースに合わせて話すことです。
口数が少ない分相手が何を求めているのかを的確に判断する必要がありますが、こちらから弾丸のように話を振るのはNGです！
「キャバクラにはよく遊びに来ますか？」「どんなお酒が好きですか？」といった無難な会話から少しずつ話を広げていきましょう。
会話に困ったらお客と自分の共通点を探す質問をしよう
接客中にお客さんとの会話に困ったときは、自分との共通点を探すことを心掛けてみてください！
・趣味や特技、休日の過ごし方
・出身地や好きな観光地
・服装や持ち物
・好きな食べ物やおすすめの飲食店
・好きな女の子のタイプや恋バナ
・お酒に関する話題
こうした内容であれば、無難にお客さんと会話を広げていけますよ♪
一方で、以下のような会話はお客さんによっては不快感を覚えることもあるため、キャバクラで接客に臨む際は特に注意してください。
・政治や宗教に関する話題
・野球チームに関する話題
・他のキャバ嬢やお客さんの悪口
・お店に対する不満
・お客さんの仕事や家庭に関する話題
キャバクラでの接客の注意点とは？
キャバクラでお客さんを接客する際に、注意したいポイントがいくつかあります。
せっかく良い関係性を構築できていたにもかかわらず、キャバ嬢のちょっとした言動がきっかけでお客さんを怒らせてしまうこともあるので要注意！
特に、以下の2つのポイントに気を付けてくださいね。
プライベートな話題を自分から根掘り葉掘り聞くのはNG
お客さんの方から話を振った場合はともかく、キャバ嬢からお客さんの仕事内容や家族構成、年齢などを根掘り葉掘り聞くのはNGです！
お客さんは、お酒を片手に楽しいひと時を過ごしたい、仕事や家庭のことを忘れて非日常的なひと時を味わいたいといった理由からキャバクラに遊びに来ます。
それにもかかわらず、キャバ嬢の方からお客さんのプライベートを詮索してしまっては、楽しいひと時を台なしにしてしまうこともあるため注意が必要です。
過度なおねだりもNG｜連絡先交換や指名交渉、ドリンク注文の際に注意
キャバクラで働く上で、場内指名をもらいたい、ドリンクバックなどを稼ぎたいという前向きな姿勢は重要ですが、お客さんに対して過度なおねだりをすることはマナー違反となります。
連絡先交換や指名交渉、ドリンク注文の際にしつこく粘ってしまうキャバ嬢がいますが、あまりにも度が過ぎるとお客さんを怒らせてしまいます。
お客さんからおねだりを断られた場合は、「そこを何とか……」という気持ちを抑えつつ、「次回遊びに来た際はよろしくお願いします♪」とスマートに引き下がりましょう。
まとめ
なかなかお客さんからの指名を獲得できなかったり伸び悩んでいたりするキャバ嬢であっても、接客テクニックやトーク術を磨くことで売れっ子キャストとして活躍することができます！
フリー・指名それぞれのお客さんに合わせた接客技術を身に付けるとともに、指名獲得に向けたトークスキルなども磨いていきましょう♪
一方で、キャバクラの接客では、ちょっとしたNG行為がきっかけでお客さんが離れてしまうこともあるため要注意。
何とか指名獲得に繋げたいという気持ちも大切にしつつ、接客のイロハを身に付けましょう！
▶体験入店できるキャバクラをお探しの方は「体入ショコラ」をチェック！
