ガールズバーで働くキャストは、お礼LINEを送ってファンを増やすほど有利に稼げます。
ただ、実際にお礼LINEを送るとなると、タイミングや内容に悩む方も少なくありません。
営業感が伝わりすぎてもダメですし、親しみを持たせすぎてもいらぬ誤解を与える要因となってしまいます。
送る相手がお客さんである以上、「これはやっていけない」という注意点もあり、ガールズバーのお仕事に慣れていない女性にとって、お礼LINEは悩みの種のひとつです。
この記事では、お礼LINEの送り方、タイミング、注意点などを含めたお礼LINEのノウハウを紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
お礼LINEを送る目的とは？
お礼LINEについてまず知っておくべきことは「目的」です。
お礼LINEはガールズバーのお仕事において義務ではなく、あくまでお店側から推奨されるという程度の営業活動です。
明確な目的がわかなければそれ自体が苦になってしまう場合もあります。
また、目的を明確に知ることで、お礼LINEを送る際の具体的なメッセージ内容も浮かびやすくなります。
お礼LINEで感謝の気持ちを伝えてリピート来店を促そう！
1つ目の目的は、「感謝の気持ちを伝えてリピート来店を促すこと」です。
ガールズバーに来るお客さんの中には、
「お店の中で嫌われていたらどうしよう……」
「リピート来店した時に女の子が覚えてくれていなかったら気まずいな……」
などといった理由でリピート来店をためらう方も多いです。
お礼LINEで感謝の気持ちを伝えてリピート来店を促せばこのような不安が解消されますし、キャストに対しての印象も良くなります◎
関係を深めて常連客を掴もう！
2つ目の目的は、「関係を深めて常連客を掴むこと」です。
お客さんにとってガールズバーのキャストからお礼LINEが届くのは、純粋に嬉しいものと言えるでしょう。
営業中のお店の中での会話と比べて、お礼のLINEには親近感を覚えやすいです。
LINEのやり取りができれば出勤時間やお休みも伝えられるので、「せっかくリピート来店したのに会えなかった」といった事態も防ぐことができますよ。
また、継続してLINEのやり取りをするなどし関係が深まれば、互いの趣味やライフスタイルもわかり、通常の接客とは違った2人だけの話題ができるようになるので、お客さんが常連客になりやすいです。
自分目当ての常連客ができればお店の売上にも貢献出来てお店からの評判も上がります。
時給アップの可能性も高まりますよ◎
また常連客はドリンクやボトルを入れてくれやすくなるので、各種バックも狙いやすくなります！
お礼LINEを送る適切なタイミングは？
お礼LINEは「何を送るか」だけでなく、「いつ送るか」も重要なポイントです！
リピート来店や常連客の獲得がお礼LINEの目的であることを考えると、当然お客さんに好印象を与える必要があります。
お礼LINEを送るタイミングは、お客さんからの印象に非常に関係してきます。
ここからは、お礼LINEを送る適切なタイミングを3つのパターンにわけてご紹介しますので、ぜひチェックしてください！
パターン①：来店後すぐに送る
お客さんが退店してすぐにLINEを送るのはオーソドックスすぎるイメージがあるかもしれませんが、お礼を送るタイミングとしては適切と言えます◎
お礼LINEはお客さんに対して感謝の気持ちを伝えるものであり、そのタイミングが早ければ早いほど真剣さが伝わりやすいです。
例えば、恋人や友人など大切な人からプレゼントをもらった時は、すぐにお礼のLINEを送ったり感謝の気持ちを伝えたりしますよね。
同様に、お客さんの来店に感謝しているのであれば、退店後すぐのタイミングでお礼LINEを送るのは自然なことです。
また、退店直後はお客さんの気分の高まりが冷めていないことから、お礼LINEに対する既読スルーが起こりにくく、返信してもらえる確率が高めなところもメリットと言えるでしょう。
パターン②：お客さんが帰宅した頃に送る
お客さんが帰宅した頃に送るのも、お礼LINEを送る適切なタイミングのひとつです。
プライベートで友人や恋人と会ったあと、お互いが帰宅したタイミングで「今日はありがとう」などとLINEを送り合うケースもあるでしょう。
お客さんが帰宅した頃のタイミングにLINEを送る場合は、気遣いを込めるとより効果的です◎
例えば「無事に帰れたか心配していた」といった内容のメッセージを添えると、お客さんの心に響きやすいですよ！
また、この場合、退店から時間が経過しているためプライベート感を演出できる効果もあります。
お客さんに対して営業らしさを感じさせにくいので、より好印象を与えやすいです。
パターン③：翌日の昼前後に送る
お礼LINEを送るのは、「退店後すぐ」「お客さんが帰宅した頃」などがタイミングとしては適切ですが、帰宅が深夜の場合は翌日の昼前後に送るのも一つの方法です。
「家族と同居している」「恋人と同棲している」「結婚している」などの理由から、お客さんによっては深夜のLINEを歓迎しないことも考えられます。
リピート来店や常連客の獲得など、ガールズバーでお礼LINEを送るのは営業の目的もあるので、好印象を持たれるような配慮を心がけることが大切です◎
効果的なお礼LINEの内容とは？
お礼LINEの効果は、メッセージの内容次第で高くも低くもなります。
極端な話、全てのお客さんに全く同じメッセージを送っていては、効果が低いどころか好感度が激下がりすることも……。
効果的なお礼LINEの内容をきちんとおさえておくことで、好印象につながる完成度の高いメッセージを作れますよ！
感謝の気持ちを伝える
まずは「感謝の気持ちを伝えること」です。
お客さんに感謝の気持ちを伝えるのは挨拶と同じくらい大切で、いくら魅力的なメッセージを並べても感謝の気持ちがなければ心に響きません。
そして、この感謝の気持ちは最初に伝えるのが自然です。
そのことを念頭に入れておくだけで「メッセージの書き始めはどうしよう」といった悩みも解決できるでしょう。
個別の会話やエピソードを織り交ぜる
感謝の気持ちを伝えた後は、個別の会話やエピソードを織り交ぜます。
個別の会話はお礼LINEのビジネス感・マニュアル感を軽減させるだけでなく、そのお客さんだけに向けたメッセージという印象を与えます。
エピソードに日常ネタを含めれば互いの趣味を知る情報として役立ち、お客さんをより楽しませる会話ができるようになるでしょう！
また、個別の会話やエピソードは、お客さんがキャストに興味を持つきっかけにもなるため、リピート来店や常連客の獲得にも繋がります。
気遣いや体調を気にかけるメッセージを添える
お礼LINEでは、気遣いや体調を気にかけるメッセージを添えるのもおすすめです。
例えば仕事が忙しいと話すお客さんに「身体を壊さないようにしてください」と送れば、
「心配してくれているから元気な姿をまた見せに行きたい」
「そんな気遣いをしてくれるなんて本当に素敵な子だ」
「優しくて疲れが癒やされる」といったような好印象を与えることも◎
加えて、お酒を飲んだお客さんに対して体調を心配するメッセージは効果的です。
どちらも気遣いのできる女性であることをアピールできるため、常連客の獲得にもつながりやすいと言えるでしょう！
次回の来店をさりげなく促す
お礼LINEは営業方法のひとつなので、次回の来店を促すメッセージも必要です。
ただし、あからさまだと営業感が強くなってしまうため、さりげなく促すのがポイント。
「また来てください」のような直接的なワードは控え、「また〇〇の話題で盛り上がりましょう！」といった感じで、一緒に楽しみたい気持ちを伝えるのが効果的です◎
お礼LINEを送る際の注意点は？
お礼LINEの送り方には注意点があります。
いわゆるNG例といえるもので、これをやってしまうとお礼LINEの魅力が低下して、お客さんに悪い印象を与えてしまいます。
それぞれのポイントをしっかりとおさえて、お客さんを逃さないようにしてくださいね！
注意点①：過度に長文にしない
注意点の1つ目は、過度に長文にしないことです。
そもそもLINEは短文が基本であり、ガールズバーのお礼LINEも例外ではありません。
過度な長文は単純にメッセージとして読みづらく、お客さんに「長い」「読むのが面倒」と思わせてしまいます。
そうなると伝えたかった内容を読んでくれない可能性もあり、営業の効果が失われてしまうことも……。
注意点②：テンプレート感を出さない
注意点の2つ目は、テンプレート感を出さないことです。
テンプレート感を出すとメッセージの内容が機械的になってしまい、いくら感謝の言葉を並べてもお客さんの心には響きません。
このテンプレート感のわかりやすい例が、企業や有名人の謝罪文書です。
丁寧な言葉で謝罪の気持ちを述べていても、テンプレート感があると「本当は反省していないのでは」という印象を与えてしまい、むしろ不快感が増す可能性もあります。
そういう意味では、あまりきっちりとした文法にこだわる必要もないと言えますよ。
注意点③：営業色を出しすぎない
注意点の3つ目は、営業色を出しすぎないことです。
営業のためにお礼LINEを送るのは事実ですが、それが伝わってしまうとお客さんが冷めて離れてしまう原因になります。
「来店を求める」ではなく「来店したい気持ちになってもらう」を意識して、お客さんに好感を持ってもらえるメッセージを送りましょう。
お礼LINEを読んでお客さんが嬉しい気持ちになれば、それだけでリピート来店が期待できます！
返信がない時の対処法は？
いざお礼LINEを送っても返信がないと、どう対処すれば良いのか悩んでしまうかもしれません。
「返信するのを気まずく思っているのか？」
「お礼LINEが迷惑だったのか？」
「たまたま忙しいだけなのか？」
など、いろいろな想像をしてしまいがちですが、この場合の正しい対処法をご紹介しますので、慌てることなく落ち着いて対応してください！
対処法①：まずは様子を見る
お礼LINEへの返信がない理由がわからない以上、まずは様子を見るのが無難です。
お客さんのライフスタイルや環境がわからない状況で、無理に返信を急かすメッセージを送るのは避けたほうがいいでしょう。
前述した効果的なお礼LINEの内容や送る際の注意点を守っていれば、少なくともお客さんを不快にさせることはないのでその点は安心してください◎
様子を見ることで、後日あっさりと返信が届くケースも珍しくありませんよ。
対処法②：自分の近況を報告する
様子を見てもなお返信がない場合は、自分の近況を報告するLINEを送って様子をみます。
この場合のポイントは、「問いかける」ではなく「報告する」という点で、相手に会話を強制するのではなく、日常的な話題や共通の趣味に関係した内容のメッセージを送ると良いでしょう◎
「買い物行ってこの前話していたグッズを買ってきた」
「趣味の話で盛り上がったから、久々に〇〇をやりたくなった」
といった内容を送ることで、お客さんが気軽に返信できる状況を作り出せます！
対処法③：次回イベントなどの告知を軽く伝える
返信がない状況でさらにメッセージを送る場合は、送る理由が必要になります。
そこでおすすめなのが「情報提供」を目的とすることです。
この場合、直接的な催促ではなく、お知らせする意味でメッセージを送ることが大切です。
例えば次回イベントの告知をお知らせする内容を含めれば、再度メッセージを送ることに対して自然さを演出でき、お客さんからの返信も引き出しやすくなります。
まとめ｜効果的なお礼LINEで常連客を掴もう！
ここまでガールズバーにおけるお礼LINEのことについて解説してきました。
ガールズバーのお仕事でどれだけ常連客を掴めるかは、お礼LINEで決まるといっても過言ではありません。
常連客が増えればお店からの評価も上がるので、時給アップが見込めます。
また、ドリンクを奢られる機会も増えるためバックも増やすことができますよ◎
営業的になりすぎないよう個別のエピソードを盛り込むという点に注意しつつ、適切なタイミングで感謝を伝えることで、来てくれたお客さんを常連客にすることができます！
効果的なお礼LINEで常連客を掴み、大人気のキャストを目指して頑張ってくださいね！
