今やZ世代を中心に、血液型占い以上に人気を呼んでいるMBTI。
Z世代ではない方でも、16personalities性格診断を一度は診断した経験があるという方も多いのではないでしょうか。
16タイプのうちの1つである「INTP(論理学者)」は、物静かな性格で物思いに耽るタイプで、人間性や社会性に乏しいと思われがちです。
しかし、逆に好奇心旺盛・分析が好き・想像力豊かなど、日々の仕事に活かせる特性も多くあります。
実際にINTPの人が適性を持つ仕事は多くあり、クリエイティブワークや頭脳労働のほか、意外な職にも適性を持っているのです。
今回は、MBTIの中でもINTPに焦点を当て、INTPの特有の性格や強み・弱み、適職について詳しく見ていきましょう!
これを見ればわかる!INTP(論理学者)の性格とは?
早速ですが、INTP(論理学者)の性格を詳しく見ていきましょう。
INTPは全人口のわずか3%という大変珍しいタイプで、INTP-TとINTP-Aに細かく分類されます。
「論理学者」という言葉自体は本来、論理学という学問を専門に研究する学者を指しますが、MBTIの場合はもっと抽象的な概念です。
ざっくりいえば論理的思考を大切にする学者肌ぐらいの意味合いです。
INTPはいわゆる秀才・天才型、すなわち頭が良すぎる人が多いと言われています。
では、INTPの人に頭が良すぎる人が多い理由は何なのでしょうか?
INTP(論理学者)はどんな性格?頭が良すぎると言われる理由とは?
INTPは以下のような特徴を持ちます。
・論理的思考を得意とし、学力が高い傾向にある
・頭の回転が速く、物事の本質を見抜く力がある
・こだわりが強く、得意なことを徹底して極める力がある
・思考が深く、パターン分析力・理解力が高い
・問題解決能力に優れる
こうした高い思考力や独自の視点から、INTPは知的なタイプであることが分かります。
しかし、ただ知識が豊富であるだけでなく、独特の考え方や性格が時には誤解を招くこともあります。
INTPのネガティブな側面についての詳細は後述しますが、INTPは優秀であると同時に難もあるタイプなのです。
INTP-T
INTPは細かく分けて2つ、INTP-TとINTP-Aに分類されます。
基本的な能力の高さを持つのはどちらも一緒ですが、同じINTPでも、TとAではその性格が大きく異なります。
INTP-Tは「理論型」と呼ばれ、INTPの中でもより内向的でネガティブな気質を強く持つタイプです。
たとえば、以下のようなものが挙げられます。
・物静かで控えめな性格
・内向的でよく物思いに耽っている
・人とのコミュニケーションに負担を感じやすい
・人の感情を理解しづらく共感力が低い
・考えすぎる傾向にあり、行動する前に行き詰まってしまう
こうした点から、INTP-Tの人はコミュニケーションや共感力の面で問題を抱えがちで「付き合いづらい」「感情表現が下手」と思われてしまう側面も持っているのです。
INTPが往々にして頭が良すぎると言われてしまうのは、普通の人に比べると社会生活に困難を感じやすいネガティブな気質を持ち合わせている場合が少なくないからでしょう。
INTP-A
INTP-Aは「行動型」と呼ばれ、Tとは逆により外向的でポジティブな気質を強く持つタイプです。
たとえば、以下のようなものが挙げられます。
・交友関係の幅が広い
・トラブルが起きても柔軟に対処できる
・メンタルの切り替えが上手でストレスを抱えにくい
・固定概念に囚われず柔軟な思考回路を持つ
こうしたポジティブな気質を持っていると、INTPであっても周囲とすぐに馴染めるので、生きづらさを感じるケースはあまりありません。
ただし、人一倍こだわりが強いINTPの中でも気質がポジティブで外向的な分、自分が苦手な物事に対しては抵抗感や反発を感じやすいともいえます。
・ルールを押し付けられると反発する
・ルーティンワークに耐えられない
このような自分のこだわりを邪魔するような事案に対して、INTP-Aは反発心を抱きやすいため、トラブルを抱えて孤立してしまうケースもあります。
INTP(論理学者)の強みとは?
INTP(論理学者)は、16タイプの中でも偏った特徴を持つ性格タイプです。
また、全人口に占める割合も低いため極めて特異なタイプとも考えられ、それ故にほかの人にはない明確な強みを持っていると言えるのです。
ここでは、そんなINTPの人が持つ強みを紹介していきます。
データ分析が得意
INTPの強みは、データ分析が得意である点です。
INTPは集められたデータを論理的に分析し、データの法則性を見抜いたり、データを元に問題解決を行っていく能力が高いとされています。
データ分析が得意な人というのは、多くの場合はデータの細部に注目するのが得意な人と、データの全体的な傾向を把握するのが得意な人に分かれます。
しかしINTPは、物事の細部に着目し注意深くデータを検証する力も、全体を俯瞰して法則性を見抜く力も兼ね備えているのです。
これは、INTPの性格の中でも「思考が深く、物事の本質を見抜く力がある」という側面や、「論理的思考が得意」という側面が生かされています◎
想像力が豊か
INTPの人は豊かな想像力を持っています。
「論理学者」の名の通り、論理を突き詰めていくタイプです。
しかしその一方で、自分の独創性やオリジナリティを大切にするという側面もあり、独創的なアイディアや斬新な解決策を導き出すのも得意としています。
「内向的で物思いに耽る人」と分析されるINTPは、必ずしも論理や定理に沿った思考を巡らせているわけではなく、想像の世界や遠い未来の世界を常日頃から思い描いている時も多いです。
そうした日々の習慣から、非常にクリエイティブで革新的な視点をもたらしてくれるでしょう!
好奇心旺盛
INTPは、非常に冷静かつ論理的であるとされていますが、同時に好奇心が旺盛である点もよく知られています。
論理を重ねていく人には保守的な人が多い印象がありますが、INTPの場合は常に新しい知識に興味を持ち、新しいアイディアやトレンド、革新的な技術などを見つけると積極的に取り入れる傾向にあります。
知的好奇心に溢れ、興味を持った分野には非常にアクティブに挑戦していくのはINTPの代表的な特徴なのです!
普段は内向的でおとなしいイメージのあるINTPですが、未知の分野を見つけ興味を持った時の熱意や集中力は目覚ましいものがあり、寝食を忘れて熱中します。
そうした過集中状態といえる動きから、これまで誰も考え付かなかったようなイノベーションを生み出す可能性があるのもINTPの強みです◎
また、思考が柔軟で変化への適応力も高く、大きな技術革新が起きた際には早々に新技術を取り入れる切り替えの早さも持っています。
INTP(論理学者)の弱みとは?
能力値の高さから多くの強みを持つINTPですが、逆に色々な弱みを抱えているタイプでもあります。
クリエイティブで革新的な人にはままある傾向ではありますが、内向的で論理的な視点を持ち、常に思考や想像を巡らせているINTPは、往々にして社会的生活に困難を感じる場合も少なくありません。
ここでは、INTPの持つ弱みを紹介していきます。
鈍感なところがある
常に物思いに耽っているといわれるように、INTPは自分の頭の中で色々な思考や想像をめぐらせることを何よりも優先してしまう傾向があります。
頭の中の思考に多くのリソースを割く一方で、周りの友人や同僚の感情の機微を推し量れない、すなわち鈍感なところがあるのです。
また、論理を大事にするあまりに人の感情や立場などを置いてけぼりにするケースもあり、人間関係でトラブルを生む可能性があります。
集団行動が苦手
INTPの中には、集団行動が苦手な人が多いです。
上述したように他人の感情を察するのが苦手なタイプであるのもそうですが、常に自分の頭の中で色々な想像や思考が回っている状態であるため、外の世界のリズムに合わせることを非常に煩わしく感じる場合が少なくありません。
そのため、自身の行動や思考を、ほかの人や組織の定める一定のペースに合わせるのが苦手なのです…。
そして、内向的かつ自分のペースを大事にするINTPは、一律的なルールを強制されることを非常に嫌います。
特に意味を感じられないルールには反発してしまう傾向があり、そうした面からも集団生活への適応が課題と言えるでしょう。
恥ずかしがり屋
INTPは内向的である場合が多く、人とコミュニケーションを取るのが苦手な人が多いです。
新しく出会う人となかなか話せなかったり、大勢の人の前で何かを発表するときに言葉が思うように出てこなかったりと、しばしば外向きの自己表現や感情表現に困難をきたします。
そうした経験が積み重なって人間関係に気が滅入ってしまい、他者を遮断して1人でいる時間を好むなど、社会生活に向かない性格となる場合が多いです。
優れたクリエイティブを生み出したり、革新的なアイディアを閃く一方で、表立って技術やサービスをプレゼンするのは非常に苦手。
自分の思い描くものを1人で的確に伝えられないというのは、社会生活において大きな損失と言えるかもしれません。
INTP(論理学者)に向いている仕事とは?
内向的で物思いに耽り、想像力や好奇心に優れるINTP。
しばしば社会生活に困難を感じるくらいには問題を抱えがちな性格タイプではありますが、INTPに向いている仕事はいろいろあります。
ここでは、INTPに向いている仕事をいくつか紹介していきます。
研究職
研究職は、INTPに向いている仕事の代表例ともいえる仕事です。
研究職は優れた問題解決能力のほかに、問題を発見する能力も求められます。
これまでの先行研究や既に構築された理論の積み重ねを正しく分析しながらも、革新的な理論・仮説を創造していくクリエイティブな視点も必要な仕事です。
論理的でありながらも知的好奇心に溢れたINTPに最適な仕事と言えるでしょう!
中でも基礎研究は、地味で細かい物事を追究しているイメージがありますが、INTPが持つ独自性や論理性、細やかな視点が最も活きる仕事です◎
プログラマー
プログラマーは、プログラム言語を用いたシステムを構築して多くの問題を解決していく仕事です。
問題解決能力に優れたINTPにとって非常に適性の高い仕事といえます。
クライアントやチームメンバーとのコミュニケーションが必要になる場面もありますが、普段の作業は基本的に1人で行うので、集団行動が苦手なINTPに最適な作業環境を確保しやすい仕事でもあります。
データアナリスト
データアナリストは、さまざまなデータから物事の本質を見抜き、データ分析結果を元に問題解決の方法を導き出す仕事です。
データ分析・パターン分析を細やかに検証していく視点と、本質や全体的な方向性の抽出といった俯瞰的な視点、どちらも持ち合わせたINTPにとっては最適な仕事と言えるかもしれません!
INTP(論理学者)に向いていないといわれる仕事とは?
INTP(論理学者)は、これまで見てきたように偏りの大きな性格タイプであり、満遍なく適性のあるタイプではありません。
ここでは、反対にINTPには向いていないといわれる仕事をいくつか紹介していきます。
事務職
事務職はお客様と接する機会はあまりなく、オフィス内部で黙々と作業にあたっているイメージがあるためINTPに向いている仕事に見えなくもありません。
実際、INTPのようにコミュニケーションが得意でない人が事務職を志望することも多いかもしれません。
しかし、事務職には細やかな連携やコミュニケーションが欠かせず、他の人とペースを合わせることが日常的に求められます。そのため、コミュニケーションが苦手な方には必ずしも適職とは言えないでしょう。
そして、仕事内容や扱う数字の規模などがある程度決まっており、変動があまり大きくない仕事でもあります。
仕事内容や担当振り分けがある程度決まっている職業であるため、特に大企業であればあるほど、往々にしてルーティンワークとなりがちな仕事でもあります。
INTPは煩雑なコミュニケーションやルーティンワークを非常に苦手とするタイプであるため、事務職はあまり向かないでしょう。
保育士
保育士は、ある意味でINTPの方にとっては最も向きにくい仕事かもしれません。
自由奔放で予測が難しい子供たちを預かり、日々感情に左右されやすい環境で働くことは、INTPにとって負担に感じる場面が多いでしょう。
感情の機微を読み取ることが得意でないINTPにとって、大勢の子供たちの面倒を見るのはハードルが高いかもしれません。
また、保護者や他のスタッフなどとの頻繁なコミュニケーションが必要な職業でもあります。そのため、人との関わりで疲れやすいINTPにとっては、やはり保育士は向いていない仕事と言えるでしょう。
コールセンター
コールセンターは、顧客からの問い合わせやクレームに電話で応対する仕事です。
電話越しとはいえ、接客業に近いレベルで対人対応が求められる仕事です。
そのため、他者とのコミュニケーションが苦手だったり、相手の感情を読み取るのが難しいと感じたりするINTPには、負担が大きいかもしれません。
頻繁な対人対応が必要な点からも、INTPにとってはあまり適した仕事とは言えないでしょう。
ただし問い合わせ内容がある程度決まっている場合は、対応内容をある程度パターン化できます。
そうした現場では、物事のパターンを振り分けてそれぞれに最適な問題解決を合理的に導いていくのが得意なINTPも活躍できるかもしれません!
しかし、そうした現場でも、クレーマー対応など定型では対応しきれないイレギュラーなケースが発生することがあります。
論理が通じにくい相手に対して感情的なやり取りを求められる場面もあるため、やはりINTPにとってコールセンターの仕事は負担が大きいかもしれません。
INTP(論理学者)に向いている仕事を見つける方法とは?夜職も検討を!
INTPは、決して社会に開かれた性格タイプではありませんし、幅広い仕事に適性があるタイプなわけでもありません。
しかし、INTPならではの強みの「活かし方」を考えつつ、固定観念を捨てることで、上記以外にも向いている仕事を見つけられるでしょう!
INTPに向いている仕事を見つけるには、どのような方法があるのでしょうか。
自己理解を深めよう
INTPの人は、自分の頭の中で色々なことを考えるのが好きな人が多い性格タイプです。
一度考え出すとなかなか止まらず思考に没頭するタイプだからこそ、その強みを活かして自分自身について深く考えてみましょう!
INTPにも理論型と行動型があり、性格や強みの度合いは人それぞれです。コミュニケーション能力についても、個人によって得意な分野や適性は異なります。
例えば、表面的な会話は問題なくこなせるけれど、深い知的な対話では自信が持てないと感じる人もいれば、その逆もあるでしょう。
また、これまで苦手だと感じていた分野でも、挑戦することで克服できる可能性があります。過去の経験を振り返り、自分のコミュニケーションスタイルや得意な領域を見つめ直すことは、自分自身を理解する大きな手助けになります。
このプロセスは、データを集めて分析するのと同じで、自己理解を深めるための重要なステップです。
自己理解をもとに、客観的な価値観や社会・仕事に必要とされる適性と掛け合わせてみて、「この仕事ならできるかもしれない!」という仕事を新たに発見・発掘するのも、思考力が高く好奇心旺盛なINTPならばできる可能性があります◎
人一倍こだわりが強いのがINTPですが、新たな物事に挑戦できる思考の柔軟さを兼ね備えているのもINTPなのです。
INTP(論理学者)の人がナイトワークに向いている理由とは?
INTPの人におすすめしたい仕事に、「ナイトワーク」があります。
通常、INTPの性格タイプを持つ人には考えもつかない仕事かもしれませんが、意外にもINTPに適性がある仕事です。
ナイトワークは、キャバクラやホスト、ガールズバーなどが挙げられる、いわゆる「夜職」と呼ばれる仕事。
こうしたナイトワークには色々な偏見が付き纏いますが、意外とINTPとの相性は比較的良い業種です。
その理由は、まず第一に通常の仕事(昼職)とはルール・慣習・収入全てが違う点です。
華やかな装いが肯定され、シャンパンタワーなどで派手にお金が行き交うナイトワークは、世間一般の仕事とは明らかに違う魅力があります。
未知の分野への知的好奇心という意味でも、工夫次第で昼職を遥かに凌ぐ収入が得られるという意味でも、好奇心旺盛なINTPにとって挑戦しがいのある仕事なのです。
最初は戸惑うかもしれませんが、思考力・分析力に優れたINTPなら、仕事に慣れる中で自分なりの高収入や成長への道筋を見出せるでしょう。
そして第二の理由が、コミュニケーションの形が多種多様である点です。
人とのコミュニケーションが苦手なINTPにはナイトワークは向いていないと思われがちですが、ナイトワークで応対するお客さんにもINTPの方は多くいらっしゃいます。
コミュニケーションが苦手なINTPだからこそ、初めての夜の社交場に戸惑うお客さんや会話が苦手なお客さんにも、知的な会話や独特な話題選びをする、あるいは会話自体を少なくするという形で寄り添えるのです◎
すべてのキャストが性格が明るく会話が積極的にできるタイプなわけではありません。
内向的な人でも工夫次第で愛される懐の深さがあります。
自分なりのコミュニケーションの形を育てていけばいくらでも個性が出せますし、成長できる機会がありますよ!
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まとめ|INTP(論理学者)の性格を理解して適職を見つけよう
今回は、MBTIの中でもINTP(論理学者)にフォーカスして、INTPの性格や強み・弱み、向いている仕事向いていない仕事、適職を探す方法などを解説しました。
INTPはある程度偏った性格タイプであり、強み・弱みもはっきりとしています。
しかし、夜職の例を筆頭に、弱みに関しては考え方次第でいくらでも強みに変えていけるということも、今回の記事でお分かりいただけたのではないでしょうか。
新たな分野への挑戦や知的好奇心にも優れているINTPだからこそ、思い込みを取り払って、自己理解を深めながら適職を見つけていってくださいね◎