今や女の子の間でも話題のお仕事といえば【キャバクラ】です。
時給も高くて、気軽に始められることから話題沸騰中のアルバイトとなっています。
ただ、ナイトワークをしたことがない子は「キャバクラって何をするの?」「ホステスって言葉は聞いたことはあるけど、キャバ嬢と何が違うの?」と、思うことがあるハズ…。
そんな子のために、この記事では《キャバクラがどんなところなのか》《ホステスとの違い》を詳しく解説します!
これからナイトワークを始めようとしている子も、違いを知らなかった子もぜひ参考にしてください!
キャバクラとは何をするところ?
キャバクラのお仕事内容をざっくり分けると、接客業になります。
接客業の中でも、カフェやファミレスなどと違い、お客様と一緒にいる時間も長く、相手への気遣いも尋常ではありません。
まさに《ハイレベルな接客業》といっても過言ではありません。
では、具体的にどんなお仕事をするのかををご紹介していきます。
▶キレイなドレスに身を包んで、しっかりヘアメイクを行う
▶フロアに出てお客様のもとへ行く
▶挨拶する(このとき名刺を持っている場合は、一緒に渡す)
▶お酒をお作りして、一緒に飲む
▶会話を楽しむ
▶必要であればタバコに火を付けたり、灰皿を交換する
▶お客様と連絡先を交換する
▶アフターに行く
などなど、大まかなところでいうとこのような流れになります。
細かい部分まで突き詰めると、会話の中で延長交渉したり、ボトルを入れたりとテクニックが必要になる場面も多々。
常に気を配っている体制と幅広い視野を持っている必要があります。
次は、店外でのお仕事についてです。
キャバクラでは、実際にお店に居ないときも気を配っていないといけません。
例えば、自分の売り上げを伸ばすために、頻繁にお客様と連絡してお店に足を運んでもらう必要があります。
そのほかにも、同伴交渉をしたりアフターの約束など、スケジュール管理も大事なお仕事の1つです。
キャバクラの意味について
キャバクラは元々『キャバレー』と『クラブ』が合わさった形態のお店であり、上記でも掲載しましたが『キャバ嬢』と呼ばれる女の子が、お客様の隣に座って接待を行います。
「そしたら、キャバクラとクラブって一緒なの?」
「キャバ嬢とホステスって何が違うんだ?」
という疑問が生まれますが、実は結構違う部分が多いんです!
ここからは、キャバ嬢とホステスの異なる点を説明していきます。
キャバ嬢とホステスの違いについて
まずは、働いている場所についてです。
キャバ嬢は、その名の通り『キャバクラ』に在籍している子のことをいい、ホステスは『クラブ』と呼ばれるお店でお仕事している子をいいます。
また『ママ』が居るか居ないかも大きな違いの1つです。
キャバではボーイ(黒服)さんが最初はお店のルールだったり、お仕事の仕方だったりを教えてくれます。
ある程度ひとり立ちができるようになったら、自分のスタイルを作って接客していくようになりますが、ホステスは少し異なります。
ホステスが働くクラブには『ママ』と呼ばれる教育係がいます。
ママは教育係でありながら、お店の看板です。
遊びに来るお客様は、ママ目当ての方がほどんと。
基本的には、お仕事する女の子たちをまとめあげる立場のため偉い立場となっています。
お店のコンセプトや、接客スタイルはママの方針によって決まるため、ホステスたちはママに似た雰囲気になっていきます。
接客スタイルの違い
上記で掲載した違いのほかにもまだまだ異なる点はたくさん!
ということでここからは、キャバクラとクラブでの接客スタイルについて説明していきます。
この接客スタイルが一番の違いと言っても過言ではないかもしれません。
ぜひ参考にしてください!
キャバ嬢
キャバクラでは、基本的にお客様一人に対してキャバ嬢が一人付く『マンツーマンスタイル』で接客します。
お客様がフリーで遊びに来られている場合は、約10~15分ぐらい接客して違う子と交換していきます。
そのため、限られた時間の中で自分をお客様に売り込まなくてはいけないので、そういったスキルを身に付けておく必要があります。
ホステス
クラブでは、お客様一人に対して『複数人』で接客します。(店舗によって異なる)
ママはもちろんですが『係』と呼ばれるホステスの周りに、ヘルプのホステスが付きます。
こういった場合でも売り上げは係に付くので、クラブで働く女の子たちは、係にステップアップすることを目指してお仕事をします。
遊びに来るお客様の層
この項目では、キャバクラとクラブに遊びに来るお客様の層を説明します!
一見、層は同じかと思いきや意外と違ったりするため、別物と考えた方が良いでしょう。
それぞれの違いを詳しく掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
キャバ嬢
キャバ嬢がお仕事するキャバクラにご来店されるお客様は、20~50代ぐらいがメインで、お店によっては60~70代の方も利用されます。
幅広い年齢層のお客様が遊びに来られるため、様々な方とお話する機会があることでしょう。
どなたも、ワイワイと盛り上がってお酒とお話を楽しみたい方ばかりなので、一緒に盛り上がることができます。
また、キャバクラは新規の方が比較的多いです。
お店のあるエリアや料金設定でも層が大きく異なるため、自分に合った雰囲気探しというのも大事なPOINTです。
ホステス
ホステスが働くクラブにご来店されるお客様は、40代以上のオトナで紳士的な方が比較的多いです。
会員制のクラブも多数あるため、足を運んでくださる方も会社の社長さんだったり、大企業の役員さんだったりします。
日常生活の中で、あまりお会いすることができないような方が多いため、人脈を広げられる可能性があります。
また、自然と上手な接客スキルやワンランク上のテーブルマナーなども身につけることもできます。
働く女の子の違い
キャバクラは《明るく・ワイワイ》としたイメージで、クラブは《オトナの落ち着いた》イメージがあると思います。
では、その中でお仕事をしているキャストに違いはあるのでしょうか?
ここでは、その違いについて解説していきます。
キャバ嬢
キャバ嬢の年齢層については、比較的に若い子が多いです。
18~20代の学生さんやOLさんがメインで活躍しています。
歳が近い子が多ければ、趣味や話の話題が合うことが多いので、働きやすさを感じられることでしょう!
見た目に関しては、しっかりとメイクをして、キラキラとしたドレスや衣装を身に纏うことが多く、どちらかというと、派手な印象です。
お店によっては、服装は自由なところがあります。
キャバ嬢は、その場やお店の雰囲気にもよりますが、ワイワイとした空気感のため会話のテンポやノリの良さが大事になります。
そのため、ある程度のトークスキルが必要になったりします。
ホステス
クラブで働くホステスの年齢層は、20代後半~30代後半の比較的落ち着いた女性が多いです。
主婦さんやシンママさんなども活躍しています。
見た目に関しては、着物や上品なスーツ系が多く、髪も結ったりきちんと整えたりして接客します。
メイクもバッチリしすぎず、落ち着かせた装いが主流です。
ホステスは、遊びに来るお客様の層にもよりますが、政治やスポーツの話題などがメインになるため、世の中の動きなどに多少なりとも敏感になっておくとお仕事しやすいです、
キャバクラと違い、こちらからのトークというより、お客様からのお話をしっかりと聞く、聞き上手が好まれます。
指名に関して
ナイトワークには『指名』というものがあります。
指名の中にもいくつか種類が存在し、実はキャバクラとクラブでも指名の制度が変わっているんです!
ここでは、指名の違いについて解説します。
キャバ嬢
キャバクラでは、様々な指名の形があります。
お客様が遊びに行った際に、席に来たキャバ嬢を指名する『場内指名』。
入店時に予め指名するのを『本指名』ともいいます。
自由度は高く、好きなときに好きな子を指名できるため、複数のキャバ嬢を指名することも可能です。
ホステス
クラブなどのホステスは、キャバクラと違い複数の子を指名することはできません。
ホステスは『永久指名』といって、一度指名した子から変更できないルールがあるんです。
お客様は、永久指名したホステスがお店を辞めるまでは、指名を変えられません。
お給料について
お店のルールによって異なりますが、キャバ嬢とホステスでは、給与システムにも異なる点があります。
どちらのシステムもきちんと把握しておくことで、自分に合う方を選択することができます。
下記で2つの違いを説明しているので、参考にしてください!
キャバ嬢
キャバクラでお仕事をするキャバ嬢の給与システムは、基本的に『時給+売り上げ』となります。
お店で決められた時給分と、その日の自分の売り上げた分の中から源泉徴収や厚生費で引かれた分がリアルな手取りです。
店舗によって厚生費や引かれる分が異なるので、このPOINTもお店を選ぶ際に大事になってきます。
ほかにも『ポイントスライド制』『売り上げスライド制』『売り上げ折半』などのシステムがあります。
ホステス
クラブのホステスの給与システムは、基本的に『日給+売り上げ』がメインとなります。
もちろんお店によって異なる部分はあるので注意が必要です。
上記で説明した『係』になることで、そのテーブルでの売り上げが手元に来るので、ホステスとして頑張る子は係を目指しています。
キャバクラで売れるために行うべきこと
やはり、キャバクラでお仕事をする以上、ナンバーワンを目指したい子は多いハズ。
トップを獲るためには、売れっ子になる必要があります。
「でも、売れる子は見た目がいいんだもん…」
と嘆く子は、考え方を改めましょう!
現在バリバリで売り上げを積んでいる子は、お仕事中はもちろんのこと、閉店後やお休みのときも陰ながら努力を怠っていません。
ここでは、そんな売れっ子キャバ嬢たちが『どんなことをしているのか』を解説していくので、これからキャバ嬢として頑張っていきたい子は、参考にしてください。
①:お客様を呼ぶときは名前で呼ぶ
会話の中で、遊びに来てくれた方を呼ぶときに「お客様」と呼ぶのは、実はあまり良くないです。
キャバクラには擬似恋愛や友達と飲む感覚を楽しむために、足を運ぶ方が多いためしっかりと名前で呼んであげましょう。
名前を呼ばれて嫌な思いをする方は少ないです。
また、ナンバーワンを獲っている子や売り上げを持っている子は、名前で呼んでいる子が圧倒的に多いです。
②:お客様によって接客スタイルを変える
お話が苦手な子や水商売を始めたばかりの子は、最初苦労するかもしれませんが、必ずお客様一人ひとりに合わせた接客をするようにしましょう。
相手がどんなことを言うと喜ぶのか、どんな接し方をすれば良いのかを見極めて実行していくことで、お客様からしても「この子は、ちゃんと分かってくれている」と思ってくれます。
こういった細かい部分でも、人気キャバ嬢になるためには必要です。
③:お客様の管理
連日多くの方で盛り上がるキャバクラでお仕事をしていると、出会う人の数もかなり多くなります。
ましてや、人気店ともなると思っている以上の方を相手にすることでしょう。
そういった中でも、しっかりと遊びに来てくれた方のことを覚えておく必要があります。
「この人はもう遊びに来ないかな」って思っているお客様ほど、忘れた頃にフラッと来たりするため、お客様の管理は徹底しましょう。
④:こまめな連絡
人気のキャバ嬢は、お客様に対してマメに連絡を入れています。
お店に来てもらうのはもちろんのことですが、お客様との関係値を築いておくことで、ボトルを入れてもらったり、誕生日にお祝いをしてもらうことができます。
日常生活の自分の時間を使うため、体力と気力を使う部分ですがとても大事なことです。
⑤:外見に気を遣う
冒頭で「見た目が…」というお話をしましたが、やはり人気キャバ嬢は自分磨きを怠りません。
なんだかんだで人間の最初の印象は、容姿になってくるためいつでも可愛く飾っていた方が良いでしょう。
トップクラスのキャバ嬢になってくると、体型キープのためにダイエットや運動をしたり、美を求めてエステに通ったり、細かい部分でヘアメイクやネイルも気を抜きません。
まだまだたくさんの努力している点はたくさんあります。
最初から全てを完璧にこなすことは難しいので、できることから少しずつ挑戦していきましょう!
キャバ嬢とホステスの違いについてまとめ
いかがでしたでしょうか?
キャバ嬢とホステスの違いについて説明してきました。
お店や地域性の違いによって、変わってくる部分はたくさんあるので、ここに掲載してあることが全て正解ではありません。
ただ、基本的な部分での変わりはないので、少しでも参考になれば幸いです。
素敵なナイトワークライフを…♥